橋本英也のスプリントが勝敗を決す

決着は最終局面で訪れる。ラスト2周時点で香港29ポイント、ブリヂストン27ポイントと大接戦。橋本英也が窪木一茂からハンドスリングで射出されると、猛烈な追い上げで香港との差を縮めていく。

この時点で観客は「橋本英也なら逆転してくれる」という空気に包まれていた様に感じる。場内は大歓声に包まれ、盛大なエイヤコールが巻き起こり、興奮度はMAXへ。

ラスト1周、3コーナー過ぎから香港レン・チェンウィンの背中を完全に捉えた橋本英也。フィニッシュライン直前でのスプリント勝負を制して先着。ポイントは同点の31となり、フィニッシュ順上位により逆転2位を獲得した。

オーストラリアが連覇

優勝は首位を独走し続けたオーストラリアのサミュエル・ウェルスフォード&キーランド・オブライエン。2017年に続き連覇を達成した。

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競輪は交代が無いから自力で(笑)