参加者それぞれにピンポイントアドバイス

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複数参加者に聞く「キャンプのおすすめポイント」

年内3度目の開催となった、女性を対象とした『トラックサイクリングキャンプ』。

編集部員は京都向日町競輪で開催された本キャンプの参加者へ、インタビューを実施。複数回参加してみての感想や、トラックサイクリングキャンプのおすすめポイントを伺った。

トラック競技や競輪、ピストバイクに少しでも興味のある方は、ぜひ参考にしてみてほしい。

山田漣(高校生 バスケットボール部)

Q:トラックサイクリングキャンプへは何度目の参加ですか?

2023年の平塚開催が初めてで、今回は2度目です。

Q:自身2度目のキャンプへ参加したきっかけは?

前回のキャンプでは初心者グループで基礎的なことを学ぶことができました。今回はより実践的な練習方法などを学びに来ました。

Q:初めて経験者グループでトレーニングを行った感想は?

私よりも経験を多く積んでいる参加者と一緒に走れたり、新しい指導をいただいてとても勉強になります。

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中村世奈(中学生 野球部)

Q:トラックサイクリングキャンプへは何度目の参加ですか?

2023年の伊豆(伊豆ベロドロームおよび日本競輪選手養成所)開催と平塚開催にも参加したので、3度目です。伊豆では中級者グループに混じり、平塚では経験者グループで参加しました。

Q:3度参加してみての感想は?

タイムが少しずつ速くなっていくので楽しいです。

Q:3回目のトラックサイクリングキャンプで達成したいことはありますか?

200mタイムトライアルで自己ベストを出すことです。既に1日目に計測した時は18秒台から17秒台に縮めることができました。

顔の向きや肘の伸び具合など、乗る時の姿勢についてコーチにアドバイスいただきました。そのおかげでタイムを縮められたと思います。

Q:これからの目標は?

夢が競輪選手なので、高校でも自転車競技部に入りたいです。

Q:中学のうちに達成したい目標はありますか?

400mのタイムが今は39秒台なので、中学卒業までに35秒台には縮めたいです。

鈴木桃葉(高校生 BMXレーシング経験者)

Q:トラックサイクリングキャンプへは何度目の参加ですか?

2度目です。2023年の伊豆開催で初めて参加しました。現在高校生ですが、小学生からBMXレーシングをしています。

Q:トラックサイクリングキャンプに参加したきっかけは?

新しいことに挑戦してみたくて、参加しました。BMXとはまた違って楽しいです。

Q:2度目の参加で期待することは?

初めて参加した伊豆のキャンプでは、基本的なことを初心者グループで学びました。バンクでピストバイクに乗れるようになったので、まだ色々なことを学びたいと思い参加しました。

今回のキャンプではフライングスタートの練習が印象的でした。傾斜を利用した加速が難しかったですが面白かったです。

BMXとは重心を置く位置や力の入れ方が少し違うので難しかったですが、今回のキャンプで学んだことはBMXレーシングにも活かせることが多いと感じました。

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山口成美 (高校生 自転車競技部)

Q:トラックサイクリングキャンプへは何度目の参加ですか?

2023年3月に伊豆で行われたキャンプが初参加で、今回は2度目です。

Q:トラックサイクリングキャンプに参加したきっかけは?

(中央)北岡マリア, 太田りゆ

伊豆のキャンプでもお会いした北岡マリア選手みたいになりたいと思い、また参加しました。走り方や走り姿がとてもカッコ良いので、憧れている選手の1人です。

北岡マリア(2023全日本選手権トラック・ジュニアカテゴリー)

伊豆のキャンプで講演を行なっていただいた太田りゆ選手もカッコよく、同じく憧れの選手の1人です。

Q:トラックサイクリングキャンプのおすすめポイントを教えてください。

バンクで2日間みっちり走れる貴重な機会ですし、自転車競技に興味を持っている女の子と友達になれるというところが好きです。

キャンプで仲良くなった方と、また自転車競技の大会で会えたら嬉しいです。

レースを見に行くのもおすすめ

2023年10月中旬に開催された『トラックサイクリングキャンプ in 京都向日町競輪』。女性限定のキャンプとしては2023年3度目の開催となった。

ピストバイクに乗ったことがなく初めてキャンプに参加する方から、新たなスキルの習得やバンク走行の楽しさを求めて参加する方まで、多種多様なバックグラウンドを持つ参加者が集まった。

次回以降のトラックサイクリングキャンプの情報については2023年10月30日現在、まだ未定となっている。

一方2023年11月には、トラック競技の国際大会が3大会も日本国内で開催される。トラックサイクリングキャンプの中にも「実際にレースを見て興味を持った」と語る参加者は少なくなかった。

少しでも自転車競技に興味のある方は、ぜひレースが開催される現地へ足を運んでみてほしい。新たな魅力が発見できるかもしれない。

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