『トラックサイクリングキャンプ in 平塚競輪』が2023年7月8日・9日に渡り、平塚競輪場にて開催された。

「自転車競技者層の裾野拡大」をテーマに掲げ、「競技自転車(ピストバイク)」でバンク走路を走行できる体験イベントだ。今回は中学生以上の「12歳から30歳までの女性」に参加者を限定し開催された。

本イベント2日目に潜入した編集部が、トラックサイクリングキャンプの模様をレポートしていく。

練習レポートや、参加者へのインタビューは第1弾の記事でチェック▼

初心者から経験者まで、楽しく上達できる2日間『トラックサイクリングキャンプ in 平塚競輪』潜入レポート

現役選手によるトークショー

『トラックサイクリングキャンプ in 平塚競輪』2日目の午後は、現役競輪選手によるトークショーからスタート。地元神奈川を拠点とする3人の選手が、参加者の目の前で競輪選手になったきっかけや競輪選手の魅力を語ってくれた。

(左から)尾崎睦、佐藤亜貴子、柴田健

登壇したのは尾崎睦(神奈川・108期)、佐藤亜貴子(神奈川・108期)、柴田健(神奈川・71期)の3選手。

「私でもチャンレンジできるかも」

Q:競輪選手になろうと思ったきっかけは?

柴田健(神奈川・71期)

柴田:2023年で53歳になるのですが、かれこれ40年ほど前、競輪が大好きな父親から「競輪選手は良いぞ」と言われたことがきっかけ。その言葉から徐々に関心が高まっていき、高校卒業後に競輪選手になりました。

高校生ぐらいからドロップハンドルの付いたバイクに乗り始めました。月に1度「愛輪会」という平塚バンクを誰でも走れる機会があり、そこでの楽しかった思い出が、競輪選手を志す際も影響していたと思います。

佐藤:私は元々スポーツジムで働いていました。お客さんの中に競輪選手の方がたくさんいて、そこでガールズケイリンの話を聞いたのがきっかけ。小さい頃から職業としての「スポーツ選手」に憧れがあり、「競輪なら自分でもチャンレンジできるかもしれない」と思ったんです。

佐藤亜貴子(神奈川・108期)

尾崎:私はビーチバレーをずっとやっていたんですが、ビーチバレーの仲間だった金田洋世(神奈川・106期・引退済)さんが競輪選手になったことで興味を持ちました。

尾崎睦(神奈川・108期)

ガールズケイリンについて調べたら、1000万円の賞金ボードを掲げているガールズグランプリの優勝選手の写真を発見。「夢があるな」と思い、次の期で競輪選手の試験を受験しました。

競輪選手の魅力は、お金と……

Q:競輪選手の魅力とは?

尾崎:「自分の頑張り次第でお金を稼げること」。良い着順を獲れば賞金も高くなり、それがより大きい大会であれば賞金もまた高くなります。プロ選手は「稼いでなんぼ」だと思っているんですが、自分の努力次第で生計を建てていけることは魅力です。

佐藤:私も「競輪と言えば賞金」だと思っています(笑)それに加え、同期や知り合いが全国に出来たり、レースへの出場をきっかけに全国に行けることも好きな点。別府など、有名な温泉地にある競輪場もあります。そういった場所へ交通費を頂きながら行けるので、とても美味しい仕事だと思います。

柴田:小さい頃は遊びとして自転車に乗っていました。そんな自転車がそのまま仕事になり、お金を頂けています。だから「自分の好きな自転車に乗ってお金を稼げること」が魅力だと思いますね。

トークショー後にはバイク誘導トレーニングの実演も実施

好きな時間に好きな自転車に乗り、疲れたら温泉で疲れを癒したり、身体をケアしたり。約30年競輪選手をしていますが「こんな良い仕事、他にはない」と思うほどです。

気になる「受験準備」の方法

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