競輪界の2022年を締めくくる大一番『KEIRINグランプリ2022』。本記事では出場予定選手のプロフィール、2022年における成績などをご紹介する。
※年齢・成績は2022年11月28日時点の情報を採用
古性優作
大阪100期、31歳。元BMX全日本チャンピオンの経歴を持つ選手。
自身G1初タイトル獲得、「KEIRINグランプリ」初出場・初制覇という晴々しい2021年を経て、初めてS級S班としての1年を過ごした2022年。シーズン最初に開催された『第37回読売新聞社杯全日本選抜競輪(G1)』を制し、『KEIRINグランプリ2022』へ一番乗りを決めた。
その後も6月の『第73回高松宮記念杯競輪(G1)』で優勝し、2つ目のG1タイトル獲得。賞金ランキングは3位。さらなる勢いに乗りつつ、グランプリ2連覇を目指す。
2021年は単騎で挑んだが、2022年は同じ近畿地区から脇本雄太が出場予定。
2022年の主な成績
第37回読売新聞社杯全日本選抜競輪(G1)
第73回高松宮記念杯競輪(G1)
脇本雄太
福井94期、33歳。自転車トラック競技日本ナショナルチームの元メンバーで、東京2020オリンピックにも出場を果たした。
ナショナルチーム引退後の2022年では、5月の『第76回日本選手権競輪(G1)』を制し、『KEIRINグランプリ2022』への出場を決めた2人目の選手に。その後6月の高松宮記念杯競輪で古性優作がG1開催シーズン2タイトル目を獲得すると、それを追うように8月のオールスター競輪で脇本がシーズン2つ目のG1優勝。年に6開催しかないG1レースのうち4開催が、この近畿地区2人によって獲得された。
その他脇本は28年ぶりとなるS級連勝記録の更新や、『KEIRINグランプリ2022』出場者では最多となる11度*の優勝を果たし、賞金ランキング1位。ナショナルチームを引退したトラック競技でも『2022ジャパントラックカップ』の男子ケイリンで優勝するなど、衰えを感じさせない走りで圧倒した。
自身2年ぶり4度目のKEIRINグランプリで初優勝を狙う。
※『KEIRINグランプリ2022』の選考期間(2022年1月〜競輪祭最終日)における優勝回数
2022年の主な成績
第76回日本選手権競輪(G1)優勝
第65回オールスター競輪(G1)優勝
瀬戸の王子杯争奪戦(G3)優勝
燦燦ムーンナイトカップ(G3)優勝
開設72周年記念杯 平安賞(G3)優勝
サンケイスポーツ杯(F1)優勝
ジャパンカップ・中スポ昇龍杯(F1)優勝
デイリースポーツ杯(F1)優勝
ジャパンカップ×HPCJC(F1)優勝
報知ゴールドカップ・山口健治杯(F1)優勝
日刊スポーツ杯市田佳寿浩カップ(F1)優勝
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