【サイクリスト偉人伝】ロード&トラック兼業の世界王者ロジャー・クルーゲ

著名なリザルト

トラック競技において世界選手権やドイツ国内選手権での多種目に渡る優勝はもちろん、3大会連続となるオリンピックへの出場やトラック選手でありながら3度のグランツール完走を果たすなど、活躍の場は多岐に渡り、ロード/トラック共にドイツを代表する選手である。クルーゲ自身は2016年のジロ・デ・イタリアでのステージ優勝と2008年の北京五輪での銀メダル獲得が最高の成績だと感じている。

レース名結果
2008UCIトラック世界選手権
北京オリンピック
マディソン 2位 スクラッチ 3位
ポイントレース 2位
2009UECトラックヨーロッパ選手権マディソン 1位
2010ノイゼーン・クラシクス – ルント・ウム・ディー・ブラウンコーレ
UECトラックヨーロッパ選手権
1位
オムニアム 1位
2012ロンドンオリンピックオムニアム 4位
2014ツール・ド・フランス完走
2015ジロ・デ・イタリア
Ster ZLM Toer
第21ステージ 3位 & 完走
プロローグ 1位
2016UCIトラック世界選手権
ジロ・デ・イタリア
リオデジャネイロオリンピック
オムニアム 2位
第17ステージ 1位 & 完走
オムニアム 6位
2018UCIトラック世界選手権
UECトラックヨーロッパ選手権
マディソン 1位
マディソン 2位
2019UCIトラック世界選手権マディソン 1位

プロ12年目となる2019年はトラック世界選手権にてマディソン2連覇を達成。前日まで行われていたUAEツアーを全ステージ走り、その後レース開始3時間半前にポーランド入りという強行スケジュールの中での偉業が大きな話題を呼んだ。

3回の追抜き!?底なしスタミナの超人対決はドイツが勝利/男子マディソン・世界選手権トラック2019

彼の見据える未来とは

本人のホームページでのインタビューにおいて、ロードではグランツールでのステージ優勝が、トラックではオリンピックでの金メダル獲得が目標だと語っている。

既に北京・ロンドン・リオと過去3度オリンピックに出場しているが、最高位は初出場時の2位のままである。東京オリンピックの開催時には35歳になっており、年齢的にも最後のチャンスと言えよう。

クルーゲは「オリンピックの代表に選ばれたとしたら相棒のテオ・ラインハルトと共にマディソンに出場したい」と語っている。また「オムニアムもいいし、可能ならチームパシュートにも出場したい」とも話しており、東京オリンピックへの意欲の高さと思いの強さが窺い知れる。

2020東京での金メダルを誰よりも渇望しているのは”ビッグロッジ”に違いない。

Roger Kluge

Photo by Dean Mouhtaropoulos / Getty Images

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