各国のスポンサーを見てみよう

プロスポーツチームを運営するにあたり、必要不可欠な存在である「スポンサー」。

前回の記事では、自転車競技の本場であるオランダやイギリスなど、ヨーロッパ諸国のスポンサーをご紹介した。

チームを支える「スポンサー」よく見るロゴって一体何の会社?/各国スポンサー 調べてみた ヨーロッパ編

今回はオセアニア、欧米、そして日本を含むアジア諸国の活動を支えるスポンサーをご紹介していく。

オーストラリア

Final / Women's Keirin / TISSOT UCI TRACK CYCLING WORLD CUP V, Brisbane, Australia, Stephanie MORTON ステファニー・モートン

強豪オーストラリアを支えるスポンサーは、大きく分けて2つ。

1つはオーストラリア連邦政府が管轄するSPORTSAUS/AIS(オーストラリア国立スポーツ研究所)

日本のJISS(国立スポーツ科学センター)のモデルにもなったとも言われており、サッカーやバスケットボールなど、様々な競技のオーストラリア代表チームの活動を支えている。

2つ目はイタリアのサイクルジャージメーカー「Santini」。

スロバキア(トラック、ロード)やアルゼンチン(ロード)チームのスポンサーでもあり、一般的な自転車ジャージの販売からプロチーム向けに空気抵抗の少ない競技用ジャージを開発・供給する企業だ。

マシュー・グレッツァー(オーストラリア)

マシュー・グレーツァー(オーストラリア)

ニュージーランド

Final / Men's Keirin / TISSOT UCI TRACK CYCLING WORLD CUP III, Hong Kong, Callum SAUNDERS カルム・サウンダース

ニュージーランドチームのタイトルスポンサーは「APL」。住宅用の窓とドアを販売するニュージーランドの企業であり、国内選手権の開催などもサポートしている。

右胸と肩の「VANTAGE」のロゴもAPLの子会社。

そのほか複数の企業がスポンサーとなっているが、ジャージにはAPLロゴのみ。ジャージは「Champion System」が供給している。

ニュージーランド自転車連合

企業に頼らないアメリカ

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