”個人”がチームを支えてる国も 各国スポンサー調べてみた

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企業に頼らないアメリカ

Men's Madison / 2019 Track Cycling World Championships Pruszków, Poland

HEGYVARY Adrian (USA)

アメリカのジャージに入っているスポンサーロゴは、スイスに本拠地を置くサイクルジャージメーカー「ASSOS」のみ。

アメリカはジャージやサプリメント、ケア用品メーカーなどからも供給を受けているが、それよりもアメリカ自転車競技連盟への会費(以下図のMembership項目)や「USA CYCLING FOUNDATION」と呼ばれる寄付、イベント参加費の売上など、民間企業よりも個人からの出資割合が多い。他国と比較すると特殊なビジネスモデルでチームの活動資金を確保している。

参照:USA Cycling

カナダ

Qualifying / Women's Sprint / TISSOT UCI TRACK CYCLING WORLD CUP IV, Cambridge, New Zealand, Lauriane GENEST ロリアン・ジェネスト

Laurine Genest (CAN)

カナダのタイトルスポンサーは、メッセージなどを管理するクラウドサービス会社の「global RELAY」。

ナショナルチームのスポンサーだけでなく、カナダ最古のロードレース「Gastown GP」にも出資している。

そのほかにもトヨタ高級自動車「LEXUS」やホテル「alt HOTELS」、バイクは「Argon 18」と「GARNEU(ロードバイク)」、パワーメーターの「4iiii」などが機材スポンサーとなっている。

香港を支えるのは”あの”飲み物

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