アスリートにとって欠かせない、”食事と栄養”
トラック競技の面白さの1つとして選手たちの様々な体の形や大きさについて取り上げたい。
オランダのスプリンター、ハリー・ラブレイセンは身長181cm体重92kg、スクワットでは200kg超の重量を上げられる。短距離選手の丸太のような太ももや、これぞ男の背中といった筋肉は逆三角形・・・ではなくもはや岩のように四角い。その体から捻り出されるパワーは見ていて圧倒される。
それとは対象的に、女子オムニアム種目で活躍するオルガ・ザベリンスカヤ(ウズベキスタン)は身長170cm体重61kgと、ラブレイセンと比べて31kgの体重差がある。とても良く引き締まったアスリートといった身体だろう。
もちろん生物学的な男女での筋肉差はあるが、何故これだけ同じ自転車トラック種目でありながら体格が違うのか?この記事ではUCI公式サイト掲載のコラム「Fuelling track success」より、自転車トラック競技の選手たちの「栄養面から見た体格差の理由」をお届けする。