2024年5月9日〜5月12日で開催されている『2024ジャパントラックカップ』。

開催初日、会場の伊豆ベロドロームで取材班が最初に目にしたのは、エントランス前に展示されていた観光バス。その正体は単なる観光バスではなく、自転車をそのまま積み込むことができる「サイクルバス」だった。

本記事では、取材班がすかさず現地調査を実施した「サイクルバス」について紹介する。

「サイクルバス」初のお披露目

伊豆ベロドローム前に展示されていたのは、和光観光バスが手掛ける「サイクルバス」。乗客が自転車と一緒に乗車できる大型観光バスだ。

担当者いわく、この「サイクルバス」は今回が初の展示であり、自社のホームページにも未掲載の車両・サービスとのこと。

「自転車最大20台・乗客最大24人」を収容可能。自転車20台のうち、12台は車輪などのパーツを分解せずにそのまま車両へ積み込める。専用のリフトも搭載されているため、安全・簡単に積込・荷下が可能だ。

バス下部には、前後輪を外した状態でフレームを固定できる設備を搭載。こちらは最大8台まで収容できる。

「多岐に渡る可能性」レース・合宿・サイクルツーリズム

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