10年上もJCFをサポート スポンサーになった経緯とは?

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スポンサー就任後の反響

10年以上もJCFのスポンサーを務めているサイクラーズ株式会社。スポンサーに就任してからの変化について伺った。

スポンサー同士の繋がり

Q:JCFのスポンサーに就いて、何か社内外での反響はありましたか?

まず『ナショナルチームを支援できる』ということは素晴らしい事だと実感しました。ナショナルチームを強化していく上での考え方など、直接お伺いして勉強になりました。

また初めのうちは、スポンサーの特典として『ジャパンカップサイクルロードレース』を特別席で観戦させていただいていました。

2022 JAPAN CUP CYCLE ROAD RACE

あれだけ大規模なレースを特別席で観戦できること自体が素晴らしいことでしたが、そこでゲストをもてなし、社外の方々と交流する機会ができたことは大きなメリットでした。

例えば同じくJCFのスポンサーである『イオン株式会社』様とは、そういったスポンサーミーティングのような場で繋がることができ、取引させていただくようにもなったのです。

Q:どういった提携をされているのでしょうか?

イオンさんが店舗リニューアルなどをされる際に発生する廃棄物を、当社で回収しています。

お互いJCFのスポンサーという共通点があったことで、当社を事前に知っていただけたので、そうした取引に繋がりました。

トラック競技ナショナルチームとの出会い

ブノワ・ベトゥ トラックテクニカルディレクター

Q:では『ジャパンカップサイクルロードレース』は何度も観戦されているんですね。

はい。でもジャパンカップへの招待は2019年ごろまでで、それから伊豆ベロドロームがある『日本サイクルスポーツセンター』に招待していただけるようになりました。

そこでトラック競技ナショナルチームのブノワコーチとディスカッションをする、という企画をいただいたんです。ナショナルチームのトレーニング方法について、ブノワコーチ就任以降に変えていったことなどをお伺いしました。

トラック競技は短距離を走るので、従来の長距離練習など負荷の低いトレーニングから、負荷の高いトレーニングに変えていったと仰っていました。そうしたトレーニングや人材マッチングの最適化という観点では、個人としても会社としても勉強になりました。

自転車競技に対するイメージの変化

Q:JCFのスポンサーになったことで、自転車や自転車競技に対するイメージは変化しましたか?

私個人の自転車の楽しみ方が変わってきました。

スポンサーとして携わる中で、トップアスリートが取り組んでいることや、時には悩んでいることなどを垣間見ることができます。そうしたことを考えながら自転車競技と向き合うことで、より面白く感じることができました。

私はただのアマチュアライダーですが、自転車競技の楽しみ方をより深めることができました。趣味から競技の領域にも携わることで、自転車業界の様々な方たちとの距離感が縮まった印象がありますね。

それから……今後は自転車関係のビジネスをやることになりそうなんですよ(笑)本当に偶然なのですが、自転車部品のEC販売を手掛ける会社がグループに加わりました。でも当社がJCFのスポンサーをしていなかったら、先方の会社との関係も築きにくかったと思います。

Q:まさに”循環”しているようですね。

はい。色々なことをやっていると、思わぬところで繋がったりもします。

スポンサーとして期待すること、将来像

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