【世界のロックダウン・オーストラリア】「世界選手権の悔しさ、強敵の活躍がモチベーション」マシュー・グレーツァー

男子チームスプリントの実力

Q:世界選手権へ出場する事は出来ませんでしたが、映像は見ましたか?

正直、見ていません。

現地で戦いたかった気持ちが強かったので、見る気分ではなかったと言った方が正しいですね。結果だけはチェックしていましたけど・・・・。

Q:結果で驚きはありましたか?

オーストラリア男子のチームスプリントには驚きました。

メダルが必要な状況で、銅メダルを獲得した事。若いトーマス・コーニッシュが第3走で走り、3位になったこと。タイムも驚きましたよ(3位決定戦は42秒829)。

Final / Men's Team Sprint / 2020 Track Cycling World Championships, トーマス・コーニッシュ Thomas Cornish, ネイサン・ハート Nathan Hart, マシュー・リチャードソン Matthew Richardson

だから自分が加わったらどうなるか楽しみになりましたし、同時にコーニッシュには負けたくないですね。

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あとはマティエス・ブフリ(オランダ・BEAT Cycling Club)ですね。今シーズンは不運なレースが続き、世界選手権でも実力を示すことは出来ませんでした。他は特に驚きは無かったと思います。

オランダの男子チームスプリントは改めて世界最強ということを証明したし、皆が調子を保っているようで嬉しいです。結果を見て、再び世界のトップに上りたいというモチベーションをもらった大会でした。

Q:ハリー・ラブレイセンが男子短距離の3冠(チームスプリント、スプリント、ケイリン)を果たしましたが、その点に驚きは?

Final / Men's Keirin / 2020 Track Cycling World Championships, ハリー・ラブレイセン Harrie Lavreysen

ハリー・ラブレイセン

凄いですよね。正直に最高の結果を出したと思います。過去にこの3種目で世界選手権を制した選手は居ないんじゃないかな?凄い事だと思います。

オリンピックの優先種目は?

2nd Round / Men's Sprint / TISSOT UCI TRACK CYCLING WORLD CUP V, Brisbane, Australia, Juan PERALTA GASCON フアン・ペラルタガスコン Matthew GLAETZER マシュー・グレーツァー

Q:東京オリンピックへ出場した場合、どの種目の優先度が高くなりますか?

チームスプリントは強いから期待できると思います。今のチーム編成でも世界選手権で3位だったし、自分がチ―ムに入ってもっとタイムを伸ばすことが出来れば、オリンピックでのメダル獲得の可能性は高いと思います。

もちろん個人種目でのメダルも狙いますし、どの種目でも全力を尽くしますが、チームスプリントが最もメダル獲得の可能性、確実性が高いとは思っています。

”東京”オリンピックだからケイリンで勝ちたい

1st Round / Men's Keirin / TISSOT UCI TRACK CYCLING WORLD CUP V, Brisbane, Australia, Matthew GLAETZER マシュー・グレーツァー

Q:2019-2020シーズンでは個人種目のケイリンとスプリントで比べると、ケイリンの方が良い成績を残していました。今あなたにとってこの2種目の優先度は?

難しいですね。今はケイリンでの成績の方が良いのですが、スプリントは短距離選手として最も強さを証明できる種目です。スプリントで勝つこと、それは明確に自分が世界で一番の短距離選手と証明できることになります。

一方、ケイリンは運も関係します。だからスプリントと比べると、予測不能な要素がある種目ですよね。だからこそ勝つことが難しいし・・・優先順位を付けることは難しいです。

でも、東京オリンピックではスプリントよりもケイリンで勝ちたいと思っています。ケイリンは日本発祥の種目ですし、日本のオリンピックでケイリンを走ることは、自分の中で最も優先度が高いです。他の大会、他のオリンピックならばスプリントが優先ですが、東京オリンピックではケイリンです。

彼女は出来た?

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