Under23 女子
昨シーズンにおいて1戦ずつ優勝を収めている丹野夏波と、籔田寿衣に加え、国内ジュニア全日本チャンピオンの西村寧々花が参戦予定であったが、西村は前日の公式練習にて負傷し今大会は欠場となった。
レースは男子同様にエリートカテゴリーを上回る29人の選手が集まった。
丹野、籔田共に予選、準々決勝を勝ち上がり準決勝へ進出。準決勝では丹野がスタートを決め先頭でレースをリードしていたが、コース終盤の第3ストレートにてジャンプの着地でバランスを崩しクラッシュ。3位を走行していた籔田は、丹野のクラッシュを交わし、2位で決勝へ駒を進めた。 昨年から5大会連続での決勝進出となる。
決勝ではアウトコースからのスタートとなり、第1コーナーを 6 位で通過。最終コーナーにて1人抜き、5位でレースを終えた。
籔田寿衣 コメント
久しぶりのヨーロッパでのレースだったため、テクニカルなコースとハイレベルな戦いになると予想していましたが、第一目標としていた決勝まで勝ち進めることができホッとしています。
予選から細かいミスでラップタイムなどに影響が出ていた場面があったため、明日の第2戦ではキレイな1周ができるように修正していきたと考えています。
大会結果 女子 Under23
優勝:SØRENSEN Malene(デンマーク)
2位:SIMPSON Molly(カナダ)
3位:BURFORD Thalya(スイス)
5位:籔田寿衣(大阪体育大学)
16位:丹野夏波(早稲田大学)
エリート 女子
東京オリンピック金メダリストをはじめ、強豪勢が集ったエリート女子。
日本からは畠山紗英が出場し、全体7位で予選を通過。
決勝進出をかけた準決勝では、スタートにて両脇の選手に先行され、集団後方からの展開に。通過圏内の4位を狙うも届かず準決勝敗退、最終リザルトは全体10位となった。
畠山紗英 コメント
今年の前半では、アメリカやヨーロッパでのレース参戦してきたので、レース感覚も十分に準備ができており、長年の課題であったスタートも、直前で自己ベストタイムを更新したため自信を持って現地入りできました。
結果としては決勝まで勝ち上がれず、最後の勝負をできなかったので不完全燃焼でしたが、明日も良いスタートを決めて再トライしたいと思います。
大会結果 女子エリート
優勝:SMULDERS Laura(オランダ)
2位:CLAESSENS Zoe(スイス)
3位:BAAUW Judy(オランダ)
10位:畠山紗英