UCIトラックチャンピオンズリーグ。短距離、中長距離、世界から選りすぐりの72人を集めて、新たなスタイルで実施するエンターテイメント性を追及したトラック競技の大会だ。2021年12月3日には大会の第3戦がイギリス・ロンドンで実施された。

UCIトラックチャンピオンズリーグ 第3戦

短距離男子では第1戦、第2戦に続きハリー・ラブレイセン(オランダ)がスプリントを制した。一方ケイリンでは第1戦で優勝したシュテファン・ボティシャー(ドイツ)がラブレイセンを破り優勝。総合3位以下の選手たちを2人が大きく突き放して、12月4日の最終戦で初シーズンの総合優勝を掛けた戦いを行う。日本から出場した山﨑賢人(チーム楽天Kドリームス)はケイリンで積極的な仕掛けを見せるも、1回戦を勝ち抜けなかった。

女子は2021世界選手権のスプリント種目で金メダルを獲得したエマ・ヒンツェ(ドイツ)がスプリントを制し、2021世界選手権のケイリン種目で金メダルだったリー ソフィー・フリードリッヒ(ドイツ)がケイリンで優勝し、ドイツ勢の2強で最終戦の総合優勝を争うことになる。日本からは太田りゆ、佐藤水菜が出場したものの、勝ち上がることは出来なかった。

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レースレポート

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