女子

トラック世界選手権2018 女子エントリーリスト

女子の出場予想

スプリント(2枠)

小林優香

女子スプリントにはガールズケイリンの“絶対女王”小林優香と、前田佳代乃が選ばれると予想。ハロンのタイムが国内トップの2人だ。

ケイリン(2枠)

小林優香

女子ケイリンの割当は2枠。1枠はトラックワールドカップでは表彰台も視野に捉えつつ、惜敗となった小林優香。そしてもう1枠で太田りゆ、前田佳代乃のいずれかだろう。ただし、ブノワコーチの基準を満たしていなければ1枠分しか使わないということもあり得る。

チームパシュート(1枠)

女子チームパシュート

女子チームパシュートはアジア王者、そしてトラックワールドカップでも2つの銅メダルを獲得した鈴木奈央梶原悠未中村妃智橋本優弥古山稀絵のチームで確実だろう。彼女たちがアジア選手権で記録した新アジア&日本記録は4分22秒138。大会毎に進化を続ける彼女たちならば、表彰台を手にする事さえ可能かもしれない。とにかく彼女たちの本当の実力は未知数。

個人パシュート(1枠)

イアン・メルビン

イアン・メルビン中距離ヘッドコーチ

個人パシュートの1枠に誰が選ばれるのか…?候補者はチームパシュートメンバーの誰かだとは思うが、いかんせん判断材料が少ない。経験を積ませるために思いもよらない選手を起用するかもしれないし、アジア選手権で4位となった中村妃智とするかもしれない。イアン・メルビン中距離ヘッドコーチ采配の行方はいかに?

オムニアム(1枠)

女子オムニアムはトラックワールドカップ2連覇、アジア選手権でも優勝の梶原悠未が出場で間違いないだろう。梶原はアジア選手権で3つの金メダルを持ち帰っている。

世界からも注目を集める梶原へ立ちはだかるのは、イギリスの中距離“最強”ケイティー・アーチボルド。アーチボルドは昨年の世界選手権で2位に大差をつけて優勝。今シーズンのトラックワールドカップでも出場種目のほとんどで金メダルを獲得する圧倒的な存在だ。

ケイティ・アーチボルド

ケイティ・アーチボルド(イギリス)

さらにオランダのウィルト、デンマークのディデリクセンなども強敵だ。これまでの世界選手権のメダリスト、そしてロードレースでも活躍する選手たちを相手に梶原がどこまで戦えるのか。本人も「この世界選手権で自分の立ち位置が判る」と語っていたが、梶原はどのような戦いを見せるのだろうか。

Kirsten Wild

Kirsten Wild

スクラッチ(1枠)

鈴木奈央

スクラッチの出場1枠に選ばれるのは、スクラッチもチームパシュートも初日にあるため、チームパシュートの予選に出ない1人になることは確かだろう。ただ、UCIのエントリーリストを見ると鈴木奈央しかエントリーされていないので、鈴木が出場するのだろう。

マディソン(1枠)

梶原悠未&橋本優弥

女子マディソンはアジア選手権で梶原悠未&中村妃智ペアが優勝し、出場1枠をゲット。しかしこの枠で誰が出るのか?と聞かれれば非常に難しいところ。前日にオムニアム、当日に個人追い抜きがあるため、両種目に出場する人は選ばれないのではないかとも思うが、出場ペアは体調や日程などを考慮した上で、決められるだろう。