男子中長距離
個人パシュート
Men's Individual Pursuit Podium 🥇
1️⃣ Gleb Syritsa 🇷🇺
2️⃣ Kyle Gordon 🇬🇧
3️⃣ Davide Plebani 🇮🇹#TissotNationsCup pic.twitter.com/Lboh84cq4Z— UCI Track Cycling (@UCI_Track) July 10, 2021
男子個人パシュートは計18人が出走し、予選→決勝で上位4人がメダル争いへ。
予選はカイル・ゴードン(スコットランド)が4:12.546でトップタイムをマーク。元HUUB Wattbikeメンバーであり、近年ロードレースからトラック競技へと転向&スコットランドトラックチームに移籍したTTスペシャリストだ。
決勝はゴードン vs グレブ・シリーチャ(ロシア)。スタート直後からシリーチャが0.5秒リード。そこからフィニッシュまで、リードを徐々に広げていき4:11.773で優勝。
U23ヨーロッパ選手権や、2019年ヨーロピアンゲームスで優勝するなど、今後に注目したいロシアのTT系選手だ。
3位はクラウディオ・イムホフ(スイス)vs 2019年世界選手権銅メダルのダヴィデ・プレバーニ。これをプレバーニが制した。
順位 | チーム | タイム |
1位 | グレブ・シリーチャ(ロシア) | 4:11.773 |
2位 | カイル・ゴードン(スコットランド) | 4:17.575 |
3位 | ダヴィデ・プレバーニ(イタリア) | 4:23.191 |
チームパシュート
Domination for the Russian Federation in the Men's TP! 🇷🇺
Full results 👇 #TissotNationsCup
— UCI Track Cycling (@UCI_Track) July 9, 2021
男子チームパシュートは計6チームが出走。予選→1回戦→決勝の順で争われ、予選はジュニア・U23で活躍してきたメンバー擁する、ロシアBチームが3:53.169でトップタイムをマーク。
決勝はロシアBチーム vs イタリア。
スタート直後から0.5秒リードするロシア。一歩も譲ることなくその差を広げていき、3500m地点での追い抜き成功により優勝。東京オリンピック代表候補としてワールドカップに出場してきたメンバーを含むイタリアを、ロシアのルーキー達が撃破した。
3位銅メダル争いはロシアAチーム vs スイス、ロシアが制した。
順位 | チーム | タイム |
位 | ロシアB(グレブ・シリーチャ/レフ・ゴノフ/エゴア・イゴシェフ/イバン・スミルノフ) | 追い抜き成立 |
位 | イタリア(ステファノ・モロ/ダビデ・ボスカロ/カルロベルト・ジョルダーニ/ダヴィデ・プレバーニ) | – |
位 | ロシアA(ヴィアス・シチキン/ニキータ・ベルセノフ/イヴァン・ノヴォロドスキ/イリア・シュチェゴルコフ) | 3:54.201 |
エリミネーション
Men's Emilination Race Podium 🥇
1️⃣ Carloalberto Giordani 🇮🇹
2️⃣ Alexandr Smirnov 🇷🇺
3️⃣ Christos Volikakis 🇬🇷#TissotNationsCup pic.twitter.com/vibcXeVTGa— UCI Track Cycling (@UCI_Track) July 10, 2021
男子エリミネーションは計16人で争われ、カルロベルト・ジョルダーニ(イタリア)がこれを制した。
ジョルダーニはロードレースをメインに活動する23歳。自身のキャリアにとって、今回が初の国際大会優勝となった。
順位 | 選手 |
位 | カルロベルト・ジョルダーニ(イタリア) |
位 | アレクサンダー・スミルノフ(ロシア) |
位 | クリストス・ボリカキス(ギリシャ) |
オム二アム
男子オムニアムは計19人が出場。
3種目終了時点で暫定4位だった男子スクラッチ元世界王者のヤウヘニ・カラリオク(ベラルーシ)だったが、最終種目のポイントレースでラップ3回を達成し、逆転勝利。
2位はスクラッチとテンポレースで1位だったユリ・レイタオ(ポルトガル)、3位にクラウディオ・イムホフ(スイス)となった。
順位 | 選手 | ポイント |
1位 | ヤウヘニ・カラリオク(ベラルーシ) | 177 |
2位 | ユリ・レイタオ(ポルトガル) | 166 |
3位 | クラウディオ・イムホフ(スイス) | 144 |
マディソン
На велодроме "Локосфинкс" завершился третий день этапа Кубка наций. Российские гонщики одержали победу в мужском мэдисоне, а Алина Лысенко обновила юниорский рекорд мира в гите на 500 м. 🔽
Мэдисон
1.Иван Смирнов/Лев Гонов – 83 очка, 2. Юри Лейтау/Жоау… https://t.co/DyYKcoKWOZ pic.twitter.com/o2SECXoAh6
— #FVSR 🚴🏻 (@fvsr_ru) July 10, 2021
男子マディソンは計12チーム、バンク200周の50kmで争われた。
ロシア(レフ・ゴノフ/イヴァン・スミルノフ)とポルトガル(ユリ・レイタオ/ジョアン・マティアス)が2回のラップに成功し、40ポイントを獲得。
最終周回、ポイント僅差のロシアとポルトガルだったが、最終スプリントをロシアが1着でフィニッシュし、優勝。2位にポルトガルとなった。3位は後半に地道にポイントを稼いだMarathon Tula Cycling Team。
優勝したロシアのゴノフ/スミルノフは2020年のU23ヨーロッパ選手権のマディソンでも圧勝したペアだ。エリートカテゴリー顔負けの実力でネーションズカップでの勝利を獲得した。
順位 | チーム | ポイント |
位 | ロシア(レフ・ゴノフ/イヴァン・スミルノフ) | 83 |
位 | ポルトガル(ユリ・レイタオ/ジョアン・マティアス) | 76 |
位 | Marathon Tula Cycling Club(アーチュア・エルショフ/セルゲイ・ロストフステフ) | 55 |