ネーションズカップ第1戦の代替大会

2021年7月8日〜11日にかけてロシアで開催される「UCIネーションズカップ サンクトペテルブルク大会」。今大会は、中止となったイギリスのネーションズカップ第1戦の代替大会として開催される。

東京オリンピック開幕まで残り2週間。

今大会に出場するのは、ほとんどがオリンピックに出場しない若手や中堅選手。その中にベテランのオリンピックメダリストも散見され、幅広い層が出場予定となっている。

地元ロシアのメダルラッシュなるか

今大会での注目は女子短距離と男子の中長距離。

アナスタシア・ボイノワ(ロシア)やシモーネ・クルペツカイテ(リトアニア)など、東欧の強豪が揃っている。またパリオリンピックからは女子チームスプリントが3人制となるため、これから成長するであろう若手を含め、各国どれほどのタイムをマークしていくかもチェックしておきたい。

Simona KRUPECKAITE シモーナ・クルペツカイテ

男子中長距離では、2020年のU23ヨーロッパ選手権でメダルラッシュを起こしたロシアの若手勢に注目。選手層が厚いU23のロシア軍団。エリートカテゴリーの強敵相手にどれほどの戦いを見せてくれるのか。

本記事では、出場注目国/選手と見どころをご紹介していく。

UCIトラックワールドカップ後継「UCIネーションズカップ」とは

男子短距離

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