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多彩な男、ブラッドリー・ウィギンス

Photo by Bryn Lennon/Getty Images
男子中長距離種目で金メダル獲得数が最も多いのは、イギリスのブラッドリー・ウィギンス。
ロードレースではツール・ド・フランス優勝、タイムトライアル世界選手権&リオオリンピックで金メダル獲得。トラック競技においてはUCIトラック世界選手権で8度も世界王者へと輝いている。オリンピックで獲得したトラック競技の金メダルは4つだ。
| ブラッドリー・ウィギンスが獲得したオリンピック金メダル | ||
| 2016 | リオ | チームパシュート | 
| 2008 | 北京 | チームパシュート、個人パシュート | 
| 2004 | アテネ | 個人パシュート | 
なお2016年に自転車競技からの現役引退を発表した後、ボート競技へと転向。ボート競技での東京オリンピック出場を目標にトレーニングに励んでいたが2018年にオリンピック出場を断念し、引退となった。自転車競技の枠からも飛び出してしまう、多彩な男である。
女子短距離、新女王は誰?

クリスティーナ・フォーゲル
女子短距離は開催種目数・開催回数が少ないこともあり、金メダル獲得数が突出している選手は存在せず。最大数である2つを獲得した選手は4人いるが、全員が第一線から退いている。
| 女子短距離 金メダルを2つ獲得した選手 | ||
| ヴィクトリア・ペンドルトン(イギリス) | ケイリン(2012ロンドン) | スプリント(2008北京) | 
| クリスティーナ・フォーゲル(ドイツ) | スプリント(2016リオ) | チームスプリント(2012ロンドン) | 
| アンナ・メアーズ(オーストラリア) | スプリント(2012ロンドン) | 500mTT(2004アテネ) | 
| フェリシア・バランジェ(フランス) | スプリント(2000シドニー) | 500mTT(2000シドニー) | 
つまり東京オリンピックでは「新女王」を待つ状態。どう転んでも面白くなりそうだ!