第4種目:ポイントレース

6/6 Page

橋本英也「東京ではメダルを獲れる位置にいる」

Q:優勝おめでとうございます。

気付けば3年ぶりの優勝となりました。とても嬉しいです。

Q:レースを振り返ると?

予想通りの展開でした。最後のポイントレースはリードをキープするような走りが出来たと思います。序盤に出来た4人の逃げとメイン集団の動きをコントロールすることによって、他の暫定上位の選手たちがポイントを獲得することが出来なくなるので、自分にとっては有利な展開になると思いました。

そのレースを作ることが出来たので良かったです。ちょっと面白くない展開になってしまって観ている人たちには申し訳なかったのですが・・・・・。

Q:そのコントロールとはどのようにしていたのでしょうか?

映像で確認できると思いますが、メイン集団の前で何度も走りました。自分がメイン集団の先頭を走ることで、集団のペースアップを図り、逃げ集団がメイン集団を1周追い抜き出来ない状況を長く続けました。そのためメイン集団にいたライバルたちはポイントが獲得できずに、自分のリードが保てたということです。

Q:近谷選手とのワンツーフィニッシュとなりましが、チームとしては最高の結果でしょうか?

はい。チームとしては良い結果を得ることが出来ました。

Q:リオデジャネイロオリンピックには出場出来ず、遂に東京ですが今の気持ちは?

リオでは選ばれずでしたが、それもあっての東京オリンピックの代表なので、リオからのプロセスは間違っていなかったと思えます。東京オリンピックでメダルを獲得して自転車界の発展やスポーツとしての魅力を広めていきたいです。

東京ではメダルを獲れる位置にいると思っているので、良い報告を皆さんに出来ればと思います。

Q:レース前はかなりリラックスしているように見えましたが、いつもそうなのでしょうか?

自分のこれまでのレースの経験から、緊張するよりもリラックスして臨んだ方が良いパフォーマンスが出来ると理解しています。自分の場合はそのような感じなので、出来る限りリラックスするようにしています。