3日目・11月7日(土)
【男子ケイリン】世界トップレベルの戦い
日本発祥のオリンピック種目・ケイリン。オリンピックの金メダル獲得を目指す日本チームには、世界トップレベルの選手たちが顔を揃えており、今回の全日本では彼らが対決することになる。国内選手権とはいえ、世界トップレベルの争いとなることは間違いないだろう。
![Final / Men's Keirin / 2020 Track Cycling World Championships, 脇本雄太 Wakimoto Yuta](https://i0.wp.com/morecadence.jp/wp-content/uploads/2020/02/5453.jpg?resize=1960%2C1306&ssl=1)
脇本雄太
![Men's Keirin Final / 2019 Track Cycling World Championships Pruszków, Poland](https://i0.wp.com/morecadence.jp/wp-content/uploads/2019/03/9096-1.jpg?resize=1960%2C1306&ssl=1)
新田祐大
![河端朋之](https://i0.wp.com/morecadence.jp/wp-content/uploads/2018/03/6997.jpg?resize=1960%2C1306&ssl=1)
河端朋之
2020世界選手権銀メダリストの脇本雄太を筆頭に、2019世界選手権の銀メダリスト新田祐大、2018世界選手権の銀メダリスト河端朋之、スプリント第一人者の深谷知広、その他ナショナルチームからは中野慎詞、松井宏佑、新山響平、寺崎浩平、山﨑賢人、小原佑太、高橋晋也、菊池岳仁、荒川仁が総出で参戦。
そして先日の全日本BMXレースでチャンピオンに輝いた長迫吉拓も、今回はケイリンに出場する予定だ。
![長迫吉拓 2020全日本選手権BMXレース](https://i0.wp.com/morecadence.jp/wp-content/uploads/2020/10/b0c4d9c3d2bc1816adc97059aec1f814.jpg?resize=1960%2C1306&ssl=1)
長迫吉拓
大学や他のチームからも虎視眈々と勝利を狙っている選手たちもエントリー。
脇本、新田の2人がオリンピック代表内定として負けられないレースとなる中、今回が絶好のアピール機会として挑戦してくる他の選手たち。1回戦から決勝まで目が離せない戦いとなるだろう。
そして筋肉ムキムキな選手たちの強靭な身体から繰り出されるスピード勝負と選手間同士の駆け引きが見所となる。展開に勝敗が左右されるケイリンなだけに、熱~い戦いになることは間違いない。
【女子ケイリン】ナショナルチーム対決
![Final / Women Keirin / ASIAN TRACK CHAMPIONSHIPS 2020](https://i0.wp.com/morecadence.jp/wp-content/uploads/2019/10/6135-1.jpg?resize=1960%2C1306&ssl=1)
左から太田りゆ、小林優香
女子のエントリー数は5人。この種目で東京オリンピック代表内定の小林優香、その小林と世界の舞台で戦い続けてきた太田りゆに加え、ナショナルBチーム所属する梅川風子と佐藤水菜、最後に唯一の大学生となる田中夢菜(日本大学)だ。
注目となるのはナショナルチーム内の対決だろう。競技での公式戦の対戦が初となるナショナルBチームの選手たちがAチームの選手たちに対してどのような戦いを繰り広げるのか?
だが人数が少ないだけにレースは1発勝負。何が起こっても、誰が勝っても不思議ではない。
【男子オムニアム】橋本・窪木の新旧オリンピック代表対決
![Point Race / Men's Omnium / 2020 Track Cycling World Championships, Hashimoto Eiya 橋本英也, Roger Kruge ロジャー・クルーゲ, Artyom Zakharov アリヨム・ザカロフ](https://i0.wp.com/morecadence.jp/wp-content/uploads/2020/03/8585.jpg?resize=1960%2C1306&ssl=1)
東京オリンピック代表に内定している橋本英也が最有力とみて間違いないだろう。しかしこの種目を主戦場としていた窪木一茂も、優勝候補からは外すことが出来ない。
見所としては2人の優勝争いだが、2人のチ―ムメートであるチームブリヂストンサイクリングのメンバーがどう表彰台に絡んでいくのかも気になるところだ。
【女子マディソン】進化が問われる東京オリンピック代表内定組のレース
![女子エリート・マディソン / 2019全日本トラック](https://i0.wp.com/morecadence.jp/wp-content/uploads/2019/09/2570.jpg?resize=1960%2C1306&ssl=1)
中村妃智&梶原悠未
2019年大会は2位と34ポイント差の圧勝劇を見せた東京オリンピック同種目代表内定ペア(梶原悠未/中村妃智)。今大会も優勝候補筆頭と見て間違いない。
見どころは梶原/中村ペアの走りの内容。狙い通りの場所で交代が出来るのか、スピードを落とさずに交代が出来るのか、予想外のことが起きた時の対処の仕方などだ。去年からの進化が問われるレースとなる。
そして勝敗とは関係なく、交代時に飛んでいくように加速する様から目を離せないでいただきたい。
3日目配信URL(9:50〜):https://youtu.be/oEqWTHgPgEk