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最終日・11月8日(日)
【1kmTT】地獄の苦しみ、精神力比べの戦い
テオ・ボス曰く「車のドアを閉めて指を挟んだ時のよう」
深谷知広曰く「素足で足の小指を思いっきり机に自分からぶつけに行くような感じ」
・・・上記2人のセリフを聞くだけで、出場する選手のネジが何本か外れていることが分かる1kmタイムトライアル。観ている人にとっては単純明快で分かりやすく、しかも1分前後で1人が終わるためスムーズにレースが進む種目だ。一方で走る選手たちにとっては地獄。
見どころはこの種目で3連覇を狙う沢田桂太郎の走りと、その沢田の野望を打ち砕くだろう走りが期待される短距離ナショナルチームのメンバーたち(新田祐大、中野慎詞、新山響平、寺崎浩平、小原佑太、高橋晋也、山﨑賢人、菊池岳仁、荒川仁)の戦い。
そして2013年に中川誠一郎がメキシコの高地で出した以降更新されていない日本記録(1分00秒017)への挑戦。
上記に記載したメンバー全員が日本記録更新を狙ってくることは間違いない。また、レース後の記事では選手たちの苦しみに悶える姿も紹介予定。痛みが来ると分かっていながらもレースに挑む戦士たちの勇姿をお届けする。
4日目配信URL(11:00〜):https://youtu.be/sHovvTbi87k
その他も紹介したい種目はあるのだが、流石に絞らないといけないため、見所としてはこのような形とさせていただきたい。
余談だが、オリンピック代表内定選手だと梶原悠未、新田祐大、橋本英也の3人は、毎日何かしらの種目に出場することになる。どの日に来ても、この3人の走る姿は見ることが出来る予定だ。