決勝、強豪ニュージーランドと金メダルを争う

迎える決勝は強豪ニュージーランドとの対戦。ニュージーランドは1回戦のタイムが3分55秒776と日本のタイムを大幅に上回る相手。日本チームのメンバーには変更なし。

レースは終始ニュージーランドがタイムをリードする展開となるが、2km地点を過ぎるとニュージーランドの隊列から1人が離脱。これでタイムが落ちるかと思いきやペースを保ち続けるニュージーランド。

男子チームパシュート決勝

一方日本チームは4人で走っているものの、少しずつペースが落ち始める。最終的にそのままニュージーランドに追いつくことは適わずタイムを離されてしまい、ニュージーランドが先にフィニッシュ。その結果、金メダルはニュージーランドの手に。

決勝ではニュージーランドに敗れたが、男子団体追い抜きのワールドカップメダル獲得は初。今村駿介、近谷涼、一丸尚吾、沢田桂太郎の4人が、新たに歴史へ名を残した。

男子チームパシュート

男子団体追い抜き決勝リザルト

順位 チーム 選手名 TIME
1 ニュージーランド STEWART Campbell 3:54.618
GRAY Jared
KERGOZOU Nicholas
WAINE Harry
2 日本 今村駿介 4:02.740
近谷涼
一丸尚吾
沢田桂太郎
3 アメリカ HOOVER Gavin 4:04.163
LAMBIE Ashton
HEGYVARY Adrian
YOUNG Eric

大会リザルト

「一人一人が自分を信じて走れた」