競輪場は競輪開催だけではなく、トラック競技の練習や大会などにも利用されている。競輪場は2020年現在全国43場あるが、43(日本の都道府県の総数は47)・・・ということは、競輪場のない県も存在する。

「じゃあ競輪場のない都道府県では、トラック競技の大会は開かれないよね?」と思うことなかれ。自転車競技は国民体育大会(国体)の正式種目なのだ。基本的に全ての県で競技可能な場所が設けられており、競輪場がなくとも自転車競技場が存在する県もある。

自転車競技場一覧

※競輪場が無い県のみ記載

都道府県 競技場名 周長
秋田県 美郷町六郷自転車競技場 333m
岩手県 紫波自転車競技場 333m
山形県 新庄市サイクルスポーツセンター 400m
宮城県 宮城県自転車競技場 333m
山梨県 境川自転車競技場 400m
長野県 松本市美鈴湖自転車競技場 333m
石川県 石川県立自転車競技場 400m
兵庫県 兵庫県明石公園自転車競技場 400m
鳥取県 倉吉自転車競技場 333m
島根県 大田自転車競技場 333m
宮崎県 宮崎県自転車競技場 400m
鹿児島県 鹿児島県根占自転車競技場 400m
沖縄県 総合運動公園 333m

尚、国際大会で使用されるような250mの競技場は、静岡県の伊豆ベロドロームとJKA250のみ。伊豆ベロドロームは日本の代表的な競技場であり、オリンピックの自転車トラック競技もここで行われる予定となっている。過去にはクラス1の国際大会やトラックパーティーで世界の選手を招待したレースを行なっており、トラックナショナルチームの練習場としても使用されている。

競技場は試合が開催されない場合、アマチュア選手や競輪選手の練習場として使われている。

例えば山梨県の境川競輪場では学生の合宿がよく行われており、山梨県登録でなくとも利用する事ができる。他の競技場でも一般利用が可能な場所は多い。

年によってはインターハイ、国体なども開催される全国の自転車競技場。

あなたの県の自転車競技場で、実はビッグレースが開催が予定されてるかも?身近な競輪場・自転車競技場を改めて調べてみるのもおすすめだ。