第1種目:スクラッチ

男子は10km、トラック40周で争われるスクラッチ。単純に40周を最も早く走った選手の勝ちとなる。

ハイペースで進むレースは残り10周を前にウォールズ(イギリス)とトマ(フランス)が集団から抜け出し、2人でローテーションしながら集団から離れていく。

先を行く2人を追う集団だが、一致団結とは行かずに残り7周の次点でペースが少し落ちてしまう。するとそこからハンセン(デンマーク)とザカロフ(カザフスタン)がペースが緩んだ集団からアタック。先頭を行くウォールズとトマ、そして間隔を空けてハンセンとザカロフ、その後ろに集団となる。

残り2周では先頭のウォールズとトマが集団に追いつき、1周のアドバンテージを得ると勝負あり。

この種目の1位はトマ、2位はウォールズ、3位はハンセン、4位にザカロフ。そして橋本は後続の集団内で囲まれてしまい、最後のスプリントで前に出ることが出来ずに10位でフィニッシュした。

男子オムニアム スクラッチリザルト(PDF)

第2種目:テンポレース

全36周回のうち毎周回1着でフィニッシュラインを通過した選手のみに1ポイントが与えられるレース。集団を1周追い抜きした場合には特別に20ポイントが加算される。最終的に合計ポイントが最も高い選手の勝ちとなる。

オープニングから一気アタックして序盤のポイントを荒稼ぎしたのはトマ(フランス)。残り36周回から23周回ほどまで単独でポイントを獲得する。

橋本は15回目の周回で1ポイントを獲得。残り20周を切ったところでファンシップ(オランダ)がアタックすると残り9周で集団を一周追い抜きすることに成功し20ポイントを加算する。

そしてファンシップを追うようにトマ、クルーゲ(ドイツ)、ハンセンも1周追い抜きを成功させ、20ポイントを獲得。

このレースの順位はファンシップ(オランダ:31ポイント)、トマ(フランス:31ポイント)、クルーゲ(ドイツ:25ポイント)、ハンセン(デンマーク:21ポイント)と1位~4位になり、橋本は1ポイント獲得に終わりこの種目の順位を9位として終えた。

男子オムニアムテンポレースリザルト(PDF)

第3種目:エリミネーション