決勝
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リー・ワイジー
決勝戦は2019世界選手権の女子スプリントの再演となりリー・ワイジー(李慧詩)vsステファニー・モートンとなった。1本目、イン側にモートン、アウト側にリー・ワイジーの並びでスタート。1周目終了から両者ともにバンクを広く使って走行しつつスピードを上げていくが、前後の並びは変わらず。
残り1周、加速したリー・ワイジーがバックストレッチでモートンに外から並びかけ、内側でモートンが粘るも、そのままリー・ワイジーが先着となった。
2本目は、イン側にリー・ワイジー、アウト側がモートンでスタート。先頭のリー・ワイジーはゆっくりとしたペースで走行し、モートンは大きく車間を取ってその後ろを走行。たびたびバンクを上がって加速するなど牽制をするもリー・ワイジーは動かない。
残り1周、先に仕掛けたのはモートン。リー・ワイジーを一度は追い抜いて先行するが、3コーナーで再びリー・ワイジーが並びかけてくる。モートンは粘りきれず、最後は僅差でリー・ワイジーが勝負を制し、ストレートで勝利して女子スプリントの優勝者となった。
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リー・ワイジ、ステファニー・モートン
尚、3位決定戦はマーシャン(イギリス)との勝負をクルペツカイテ(リトアニア)が制して表彰台へと上がった。
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ケイティー・マーシャン、シモーナ・クルペツカイテ
最終結果
1 | リー・ワイジー(李慧詩) | HKG |
2 | ステファニー・モートン | AUS |
3 | シモーナ・クルペツカイテ | LTU |
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リー・ワイジー、ステファニー・モートン、シモーナ・クルペツカイテ
リー・ワイジー(李慧詩)
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リー・ワイジー
Q:世界チャンピオンジャージを身に纏ってのレースはでしたか?
とても力強く感じますし、とても嬉しいです。これを着続けられるように努力しますし、オリンピックでも勝てるように頑張りたいです。今日は予選のタイムに満足していません。もうちょっとタイムを出したかったのですが、まだこのトラックでは2日しか乗り込んでいないので難しかったです。伊豆ベロドロームならばもう少し慣れているのですが・・・・
このバンクはコーナーを回るのが難しいですね。次のスプリントでは自己ベストを更新出来るようにしたいです。
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リー・ワイジー