10月に中国・上海で開催される世界選手権の出場を目指す上で、とても重要となる「UCIランキング」。

2026年5月12日(火)に更新されたUCIランキングには、『2026アジア選手権トラック』のほか、全3戦で行われた『2026ワールドカップ』、ヨーロッパやオセアニアの大陸選手権(2026年)の結果も反映されている。

『2026ジャパントラックカップⅠ/Ⅱ』を直前に控えた今、日本チームの現状はどの地点にいるのかチェックしてみよう。

※下記UCIランキングは100位以内を参照

UCIランキング(2026年5月12日更新)

UCIランキングとは

UCI(国際自転車競技連合)の公式戦で成績を残すと、出場選手や出場国には成績に応じた「UCIポイント」が付与される。
1年間*に積み上げたポイントを選手個人や国別にランキング化したものが「UCIランキング」だ。

*獲得した各UCIポイントの有効期限は1年間。シーズン・年初めに全てがリセットされる訳ではない。

世界選手権トラックやオリンピックなどの主要大会では、このUCIランキングの上位者・上位国から出場枠が割り当てられるため、世界で戦う選手やチームは常に気にかけているランキングといえる。

男子短距離ランキング

男子スプリント, MEN Elite Sprint, 2026アジア選手権トラック, フィリピン, タガイタイ, 2026 Asia Track Cycling Championships, Tagaytay, Philippines

中石湊、太田海也

世界選手権のスプリント・ケイリンの出場枠はともに30枠。大陸チャンピオン等の特別枠を除き、個人ランキング上位選手へ出場権が分配されていく。

日本からは、アジア選手権のスプリント王者・太田海也が4位、同じくアジア選手権のスプリントで銅メダルを獲得した中石湊も現在13位と出場枠圏内に位置している。

中野慎詞やルーキー三神遼矢らは、今後の大会でポイントを積み上げる必要がある。

※世界選手権の1kmTTは1ヶ国1選手の出場が認められている

個人ランキング

選手名 ポイント
1位 ニコラス・ポール PAUL Nicholas トリニダード・トバゴ 5445
2位 ハリー・ラブレイセン LAVREYSEN Harrie オランダ 5260
3位 レイ・ホフマン HOFFMAN Leigh オーストラリア 4970
4位 太田海也 日本 4300
13位 中石湊 日本 2989
38位 三神遼矢 日本 1838
39位 中野慎詞 日本 1797

国別ランキング

ポイント
1位 オーストラリア 8930
2位 オランダ 8526
3位 日本 7653

男子チームスプリントランキング

長迫吉拓, NAGASAKO Yoshitaku, JPN, 太田海也, OTA Kaiya, JPN, 髙橋奏多, TAKAHASHI Kanata, JPN, 男子チームスプリント 3位決定戦, MEN'S Team Sprint Final for Bronze, 2026ワールドカップ第2戦, 香港, 2026 UCI Track World Cup, Round 2, Hong Kong

長迫吉拓、太田海也、高橋奏多

チームの第3走を務めていた小原佑太が2025年12月に競技を引退してからチーム編成を模索している日本は、2025年から順位を下げて現在8位。

しかし世界選手権では出場枠数に限りがなく、各国1チームがエントリーできるため、世界選手権までにチームとして成長できるかが注目だ。

なお、チームスプリントランキング上位10ヶ国には、1kmTTへの出場枠が1枠追加され、最大2選手がエントリーできるようになる。

国別ランキング

ポイント
1位 イギリス 3555
2位 オランダ 3405
3位 ドイツ 3315
8位 日本 2910

女子短距離ランキング

佐藤水菜, SATO MINA,女子ケイリン, WOMEN'S KEIRIN,2025世界選手権トラック サンティアゴ, 2025 UCI CYCLING WORLD CHAMPIONSHIPS TRACK

世界選手権ケイリンで2連覇中の佐藤水菜は3位。

アジア選手権のケイリンで自身初の銅メダルを獲得した仲澤春香は22位につけており、まだ油断はできないものの現在は出場圏内。

ランキング75位の酒井亜樹は、「ジャパントラックカップ」や「全日本選手権トラック」でポイントの積み上げを狙いたい。

個人ランキング

選手名 ポイント
1位 ステファニー・クアドラードフロレス CUADRADO FLOREZ Stefany Lorena コロンビア 5292
2位 リー ソフィー・フリードリッヒ FRIEDRICH Lea Sophie ドイツ 4975
3位 佐藤水菜 日本 4640
22位 仲澤春香 日本 2215
75位 酒井亜樹 日本 1060

国別ランキング

ポイント
1位 イギリス 8740
2位 ドイツ 7373
3位 AIN(中立選手) 7328
4位 日本 7136

女子チームスプリントランキング

酒井亜樹, SAKAI Aki,佐藤水菜, SATO MINA,仲澤春香, Nakazawa Haruka,女子チームスプリント, WOMEN'S Team Sprint,2025世界選手権トラック サンティアゴ, 2025 UCI CYCLING WORLD CHAMPIONSHIPS TRACK

酒井亜樹、佐藤水菜、仲澤春香

アジア選手権では惜しくも4位に終わった女子チームスプリントはランキング12位。

ワールドカップ第2戦では、仲澤春香に変わり第3走に山田南を迎えて出場し、13位という結果に終わった日本チーム。ロサンゼルスオリンピックを見据えて模索中の今後の布陣にも注目したい。

国別ランキング

ポイント
1位 イギリス 3870
2位 オランダ 3600
3位 ドイツ 3420
12位 日本 1920

中長距離ランキング

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