中長距離 ロス・マチェフスキーヘッドコーチ
「メダル獲得は、常に期待するべき」ロス・マチェフスキー中長距離コーチ 大会直後インタビュー/2026ワールドカップ第1戦(オーストラリア・パース)
世界選手権へ向けての現在地を確認する
ロス・マチェフスキー中長距離ヘッドコーチ
Q:ジェイソンコーチと同じ質問をさせてください。仮にあなたが解説者だとして「今大会の注目点は何ですか?」と聞かれたとします。中長距離種目という観点で、国際的な視点、そして日本のチームの視点からも教えてください。
今回が、各国がオリンピック出場権獲得に向けて本格的に動き出す最初のワールドカップになると思います。ですから、今後行われる世界選手権に向けて、各チームが自分たちの現状を確認しようとするところが見られるでしょう。
多くの国々が必ずしも最強のチームを今大会に送ってきているわけではありませんが、それでもしっかりとしたチームは揃っています。今日、イタリアの女子選手がトラックを周回するのを見てきましたが、3人の選手が世界チャンピオンジャージを着ていました。彼女たちがどのように戦うかが非常に興味深いですね。
また、男子ではチームパシュートに13チーム、女子では12チームが参加しており、これは種目としてはかなり大規模な出場数です。各チームは、オリンピック出場権を目指すべきかどうか、そして上位8位以内に入れるかを試しているところだと思います。
今年、多くのチームが最初に目標としている大会がまさにここです。第1戦のパース大会は遠かったですし、距離的にも精神的にも隔たりがありました。今回、そして来週のマレーシア大会で、各チームがオリンピック出場権獲得に向けての準備を進めようとしているのが見られると思います。
日本のチームに関しては、強力なチームであると思っています。まだベストコンディションには達していませんが、しっかりとしたチームは揃っており、他国との比較で現状の位置づけが確認できます。
ですから、多くのライダーたちと競い合ったときに、どの程度の力があるのかを楽しみにしています。上位8位に入るにはしっかり走る必要がありますし、できれば上位4位も狙っていきたいと思っています。
昨シーズンからどれだけ進歩できたかを確認できれば、それが自信につながり、世界選手権に向けて「自分たちも上位8位を狙える」という確信を持ってトレーニングを進められるようになります。今回の大会での目標はまさにそこです。
前回大会は男子4チーム、女子1チームの参戦だったチームパシュート。各国が参戦する第2戦から勝負は本格化していく。
おそらくチームパシュートが、今回の大会における最も注目すべきポイントになるでしょう。『2028ロサンゼルスオリンピック』では出場権が10枠から8枠に絞られましたから。
今週は非常にレベルの高いレースが見られると思います。また、マディソンやオムニアムの選手たちも、世界の強豪選手たちと自分たちの実力を比べようとしています。ですから、これらの種目でも同じような状況が見られると思います。
「今の自分たちの立ち位置はどこか? 何をすべきか? そして10月までにどうやって改善できるか? その時期にはしっかりとしたコンディションで臨まなければならない」と誰もが考えている中でのレースに注目してみてください。
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