2026年4月17日より、香港で開幕した『2026ワールドカップ第2戦』。

大会最終日に実施された女子ケイリンには、佐藤水菜と仲澤春香が出場。
レースの模様をレポートしていく。

女子ケイリン

この種目には41人がエントリー。現世界チャンピオンの佐藤水菜、前日のスプリント優勝のエマ・フィヌカン(イギリス)、パリ五輪金のエレセ・アンドルーズ(ニュージーランド)、ワールドカップ第1戦で金を獲得したユアン・リイン(中国)など、世界選手権に劣らない顔ぶれが集結した。

レースは1回戦▶︎(敗者復活戦)▶︎準々決勝▶︎(敗者復活戦)▶︎準決勝▶︎決勝と最大で6本を走る勝ち上がり方式。

佐藤は1回戦を1着で準々決勝へ進出。仲澤は1回戦を2着として敗者復活戦に回ったが、見事に復活を果たして日本の2人が準々決勝へと駒を進めた。

1回戦リザルトPDF
1回戦敗者復活戦リザルトPDF

【準々決勝】

2着までが準決勝進出となる準々決勝。ここでは佐藤がまさかの3着、仲澤は4着となって敗者復活戦へ回ることに。

迎えた敗者復活戦。佐藤が1組目、仲澤が2組目に分かれてのレース。3着までが準決勝へと復活できる。

佐藤はこのレースで残り1周から先行して1着となり、準決勝へ。

仲澤の組には前日のスプリント優勝者のフィヌカン(イギリス)、オランダのステフィー・ファンデルピートなど強豪が名を連ねた。

レースは残り2周半で3番手にいた仲澤が動き出していくが、前に出れずに後退していってしまう。

一方で5番手にいたフィヌカンが一気に前に出ると、最終周回で先頭へ。

そのままフィヌカンが押し切って1着。2着にヤナ・ブルラコヴァ(個人中立選手)、3着争いは混戦を内から上がっていった仲澤とファンデルピートの争いとなったが、車輪半分の差でファンデルピートが先着。仲澤は4着となり、準決勝に進むことはできなかった。

2回戦リザルトPDF
2回戦敗者復活戦リザルトPDF

【準決勝】

3着までが勝ち上がれる準決勝。佐藤の組にはパリ五輪金のエレセ・アンドルーズが組み込まれた。

隊列の先頭で走る佐藤は、アンドルーズを含めた他の選手たちに前を譲らず、そのまま押し切って1着となり決勝進出を果たした。

準決勝リザルトPDF

【決勝】

1位〜6位決定戦 スタートリスト

名前 所属
佐藤水菜 日本
ワン・リーファン 中国
ユアン・リイン 中国
ステファニー・クアドラード フロレス コロンビア
エマ・フィヌカン イギリス
ヤナ・ブルラコヴァ 個人中立選手

レースがスタートし、並びはブルラコヴァ、フィヌカン、佐藤、ワン・リーファンにユアン・リインという並びで、選手たちが周回を重ねていく。後方に強豪の4人が位置する形となった。

残り4周、ペーサー退避の前に、まず動きを見せたのは、フィヌカン。3番手のフィヌカンがペースを落とし、前方のクアドラードとの間を空けていく。

そして残り3周半、こちらもペーサー退避前に最後尾から上がってきたのは、ユアン・リイン。残り3周のところでフィヌカンが空けた間に入り、並びはブルラコヴァ、クアドラード、ユアン・ リイン、フィヌカン、佐藤、ワン・リーファンという形となる。

残り2周半でユアン・リインがさらに動き出す。3番手の位置から一気に先頭に出ると、この動きに、4番手のフィヌカン、5番手の佐藤、最後尾のワン・リーファンが続いていく。残り2周。ユアン・リインの動きに反応していたフィヌカンが、さらに加速し先頭へ。

一方で、佐藤が外から上がろうとすると、内側にいたクアドラードに進路を遮られる形で、佐藤は一旦位置を下げて最後尾へ。

隊列のスピードが上がって勝負は最終周回へと突入する。

先頭はフィヌカン、2番手がユアン・リイン、続いてにブルラコヴァ、クアドラード、ワン ・リーファン、最後尾に佐藤となって残り1周。

ここから前へと位置を上げていきたい佐藤だが、前に出ることができずに残り半周で佐藤は失速していく。 一方の先頭争いは、フィヌカンが駆け抜けていくが、2番手にいたユアン・リインが残り半周で加速。

最終ストレートでフィヌカンをかわしたユアン・リインが先着。 さらに外からはブルラコヴァが追い込んで2着。3着に写真判定の末、フィヌカンが入った。

佐藤は6着でフィニッシュ。女子ケイリンは2戦連続で中国のユアン・リインが優勝を飾った。

女子ケイリン リザルト

順位 選手名 所属
1位 ユアン・リイン YUAN Liying 中国
2位 ヤナ・ブルラコヴァ BURLAKOVA Iana 個人中立選手
3位 エマ・フィヌカン FINUCANE Emma イギリス
6位 佐藤水菜 日本
13位タイ 仲澤春香 日本

最終リザルトPDF

レースレポートなど、『2026ワールドカップ第2戦』に関する記事はコチラ

佐藤水菜 世界のトップまであと一歩の銀 女子スプリント/『2026ワールドカップ第2戦』香港

太田海也 絶対王者を撃破し銀獲得 男子スプリント/『2026ワールドカップ第2戦』香港