チリ・サンティアゴを舞台に、10月22日より開幕した『2025世界選手権トラック』。
最終日に行われた女子ポイントレースの模様をお伝えする。
100周25km、10回のポイント周回で実施されたこの種目。
ジュニア時代にアルカンシェルを得て、2023大会ではエリートクラスで銅メダルを獲得した内野艶和のほか、個人パシュートで金メダルを獲得したアンナ・モリス(イギリス)、アマリー・ディデリクセン(デンマーク)やアニータ イボンヌ・ステンバーグ(ノルウェー)ら全24人がエントリーした。
レースはアタックが頻発し、先頭が激しく入れ替わる難しい展開。その中で内野は2回のラップ(メイン集団を1周追い抜くことを2回行った)をし、40ポイントを獲得。
スプリント周回も合わせると合計で50ポイントとなり8位。最後のポイント周回で1着になればメダルも獲得できたが、ポイントの反映がレース終了後まで行われないなど不運もあった。
優勝は出走メンバー中、唯一メイン集団を3回追い抜いたアセヴェド・ヤレリ(メキシコ)。
最後の最後までイギリスとニュージーランドに追われるが、見事に逃げ切って優勝。
メキシコ人として史上2人目のアルカンシェルホルダーとなった。
| 選手名 | チーム | ポイント | ||
| 1位 | ヤレリ・アセヴェド メンドーサ | ACEVEDO MENDOZA Yareli | メキシコ | 63 |
| 2位 | アンナ・モリス | MORRIS Anna | イギリス | 58 |
| 3位 | ブライオニー・ボサ | BOTHA Bryony | ニュージーランド | 56 |
| 8位 | 内野艶和 | 日本 | 50 |
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