優勝:ハリー・ラブレイセン選手 コメント
Q:今の気持ちは?
朝から良い刺激、痛みを脚に与え続けてきましたが、結果が出て良かったです。
Q:今回のレース、戦術はありましたか?
1kmに関しては戦術は無く、全力で走るだけです。
Q:昨年に続き、今年もジェフリー・ホーフラント選手との対決となりました。お互い切磋琢磨していますか?
ホーフラントとはいつもお互いを刺激し合っています。明日もスプリントがありますが、次に向けてよく回復して、きついと思いますが、また勝てるようにしたいです。
市田龍生都選手 インタビュー
Q:わずかに及ばず9位。惜しくも予選敗退となりました。
全力は尽くしましたし、自己ベストでもあるのですが、何もかもがあと少し及ばず……悔しい気持ちでいっぱいです。
Q:初めての舞台となりましたが、緊張はありませんでしたか?
初めての世界選手権で楽しみにしていましたし、思ったよりも緊張はしませんでした。これまで以上に楽しんで1kmTTを走ることができました。
Q:スタートを迎えるにあたっては、どのような気持ちでしたか?
59秒台を出してやる、という気持ちで挑みました。
過去に類を見ないくらい調子は良かったですし、スタートもすごく良かったので、今は考えれば考えるほど「あのミスがなければ」という思いが出てきます。
いちばん大きかったのが、スタート直後の1センターのところ(1コーナーと2コーナーの間)です。他のレースを見ていて、攻めて走って良いんだと思っていたのですが、攻めすぎてレーンに戻る時に大きな動きになってしまい失速してしまいました。あそこを詰められれば、0.05秒は詰められたと思います。あとは、ライン取りも外に膨れてしまったところがあったので……
Q:ライン取りはレッドライン付近まで行ったところだと思いますが、傾斜を使ってスピードを得るための動きにも見えました。
結果的にはそうなったかもしれませんが、攻めたラインを走った方が良かったと思います。そこまで脚もなかったですし、キープすることに尽力すべきでした。
Q:最終走者の段階で8位。ピットで見守っている時の心境は?
暫定1位から少しずつ下がっていくなかで「これは難しいかな」と諦めかけていたのですが、最後まで残ることになり、「もしかしたら決勝に上がれるんじゃないか」と。人生でも稀に見るくらい、祈りながら見ていました。悔しいですね。
Q:後半の出走順であれば、違った結果になったかもしれないと感じます。
たらればではありますが、他の選手の走りをもっと見られていたら、気持ちの面でももっと昂って走ることができていたかもしれないですね。
Q:今後に向けてはどのような思いがありますか?
まずは、1kmタイムトライアルで1分切りというところを主軸に考えていきます。アジア選手権はこれ以上ない走りで1分0秒047。今回はミスがあっての1分0秒046。0.001ですけど、中身は違うと思います。自分の中では掴めてはいて、(59秒台を)出せる力はあると思うのですが、ほんの少しの要因で出せていない状態です。
自分が得意なのは1kmタイムトライアルなので、変わらず記録を伸ばしていくこと。この世界選手権で、その意識がより強くなりました。1年後の自分に期待して、もっと励んでいきたいです。そして脚質を活かして、他の種目でも戦っていけたらと思います。
中石湊選手 インタビュー
Q:本日見えた課題はありますか?
初のエリートでの1kmタイムトライアルで自己ベストを更新できたのですが、目標とする決勝に乗ることができませんでした。1kmのギアで最初の1周をもっと速く走り、2周目の加速のラップタイムを12秒台にもっていくことができれば59秒も見えてくると思うので、加速力とバイクコントロールやスキルをもっと身につけていきたいです。それに気づけたことが最大の収穫だと思います。来年もしっかりと成績を出して1kmTTに出場したいです。
Q:スプリント種目への抱負をお願いします。
今回の世界選手権では成績を全く出せていないので、スプリントは自分の力を最大限に発揮して勝負したいと考えています。


