スクラッチ

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ポイントレース

男子A

序盤は複数人がポイントを取り合う幕開け。

中盤からは、梅澤幹太(愛媛/鹿屋体育大学)と林原聖真(鳥取/明治大学)の2人が逃げを打つ。

2人による逃げは終盤まで変わらず。中でも、梅澤がポイント周回ではしっかりと前に出て5ポイントを重ねていく。
さらに、終盤ではともにラップを成功させる。

ダブルポイントとなる最後のポイント周回でも梅澤が1位を取り、じつに70ポイントを手にして優勝。2位に林原、3位に入部正太郎(滋賀/滋賀県スポーツ協会)となった。

順位 選手名 所属 ポイント
1位 梅澤幹太 愛媛 70
2位 林原聖真 鳥取 53
3位 入部正太郎 滋賀 17

優勝:梅澤幹太

みなさんのサポートや声援のおかげで、国スポでは初めての優勝を飾ることができて嬉しいです。400mバンクでのレースであること、またロードを主戦場とする選手も多いことから、難しい展開になるのではと考えていました。序盤は様子見しつつ、中盤から仕掛けようと思っていたので、狙い通りレースを進められて良かったです。

男子B

序盤は滝口敬司(神奈川/保土ヶ谷高校)が中心となったレース。

中盤から、中谷友紀(奈良/奈良北高校)、村瀬琶音(岡山/水島工高校)、宮川結斗(鳥取/倉吉西高校)、倉谷侠俐(愛知/名古屋たちばな高校)、沢田虹太郎(福島/学法石川高校)の5人が先頭集団を形成。

中でも、中谷が連続で5ポイントを獲得するなど、ポイントを積み上げていき暫定トップに。

終盤ではこの5人がラップによる+20ポイントを得ると、中谷が逃げ切って優勝を果たした。

順位 選手名 所属 ポイント
1位 中谷友紀 奈良 36
2位 倉谷侠俐 愛知 34
3位 沢田虹太郎 福島 26

優勝:中谷友紀

機会があれば序盤から、とは考えていましたが、様子を見ながらレースを進めていきました。ラップも成功させることができ、見なくてはいけない相手が絞れたことで、落ち着いて走ることができたと思います。選抜もインターハイも2位までで初めて表彰台のトップに立つことができて、本当に嬉しかったです。

女子

レースの中心となったのは、垣田真穂(福岡/早稲田大学)と渡部春雅(神奈川/Liv Racing Japan)。

垣田がポイントを積み上げていく中、渡部を垣田をマークするようにポイントを得ていく。

しかし、終盤で強さを見せたのは垣田。連続で1着を重ねると、最後も10ポイントを手にして優勝を果たした。

2位に渡部、3位には最終ポイント周回で6ポイントを得た岡本美咲(京都/早稲田大学)が入った。

順位 選手名 所属 ポイント
1位 垣田真穂 福岡 35
2位 渡部春雅 神奈川 16
3位 岡本美咲 京都 9

優勝:垣田真穂

Q:優勝おめでとうございます。

福岡チームの女子がみんな調子が良かったので、自分も波に乗って優勝することができました。

Q:後半に懸けて、一気にポイントを取っていくレースでした。

中盤までは自分がどれだけもがけるか、様子見しながら進めていました。本当は逃げたかったですが、しっかり確実にポイントを取ることに切り替えて走りました。他の選手のマークもあり難しい部分もありましたが、最後まで落ち着いて走れたので良かったなと思います。

Q:鶴葵衣選手と挑んだ前日のチームスプリントに続く優勝です。

普段は組まない選手と組めたり、普段は出ない種目に出場することができて、すごく良い刺激になりました。鶴ちゃんはスタートがめちゃくちゃ早くて、すごいなと思っています。(池田)瑞紀ちゃん含め、福岡の3人で仲良くやれて楽しい大会でした。帰国してからほとんど休めていないので、しっかりケアをして世界選手権へ向かっていければと思います。

1kmTT

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