ニューヨーク発のアパレルブランド「Theory(セオリー)」が送る、高機能性にこだわった“In Motion”シリーズ。そのPRムービーには、自転車トラック競技ナショナルチームとして活躍する太田海也が起用されている。
世界の頂点を目指すトップアスリートと、ビジネスパーソンの日常を支える服。その出会いには、ブランドが一貫して大切にしてきた「本物のプロフェッショナリズム」を映し出すメッセージが込められているという。株式会社リンク・セオリー・ジャパン デジタルマーケティング部の渡辺恒氏にお話を伺った。
太田海也は「本物のプロ」であり「共感と励ましの象徴」
1997年の創業以来、着る人そのものを引き立てる服づくりを大切にしてきたというTheory。「ただのファッションではなく、自分の仕事に誇りと情熱を持って取り組む人のパフォーマンスを支える服」を届けたいという思い、そして「ウールの高級感も保ちながらアクティブな動きにも応える機能性を持つ」“In Motion”を体現するアスリート、という観点から、今回の太田の起用に至ったという。
「私たちが太田選手を起用したのは、彼が“本物のプロ”だと確信したからです。ストイックな姿勢と結果にこだわる姿は、パリオリンピックはもちろん2025年の世界大会で鮮烈に伝わってきました。たとえば太田選手は、オリンピック直前、“やれることはやった”“心も体もリラックスして合宿に挑んでいる”と語り、真摯な準備を重視する姿勢を示しています。
私たちの主要なお客様は、自分の仕事に誇りを持ち、自己成長に励むビジネスパーソンです。そうした方々は、アスリートの奮闘する姿を見て、自らを鼓舞する。太田選手のように“競技が楽しい”“世界で1番になりたい”と純粋に語る彼は、まさに共感と励ましの象徴です」
「日常から最高の状態をつくる」という考え
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では、太田海也を起用することで、どのようなメッセージが発信されることを期待しているのだろうか。
「私たちが伝えたいのは、「一流のプロは服でも日常のパフォーマンスを落とさない」ということです。どれだけ優れたアスリートであっても、一流のビジネスパーソンでも、着るものによってストレスを感じ、本来のパフォーマンスが損なわれるのは非常にもったいない。だからこそ、服が持つ力で“日常から最高の状態をつくる”という考えを広めていきたいのです。
「今回の動画でも表現していますが、Theoryの革新的な機能性を備えたストレッチウールは、動きやすさと品格を兼ね備えており、まさに太田選手のようなトップアスリートにふさわしい服です。
実際に遠征時などで着用し、そのリアルな感想を発信していただければ、同じように日々挑戦しているビジネスパーソンにも、強く響くのではないかと考えます」
シンプルに“かっこいい”太田海也の存在を多くの人に
最後に、今後の太田海也にどのようなことを期待するか伺ったところ、以下のようにお答えいただいた。
「まずは、自転車競技でも競輪でも“No.1”を勝ち取ってほしいという期待があります。そして、彼自身が持つ魅力をもっと多くの人に知ってもらいたい。競技者としての強さはもちろんですが、シンプルに“かっこいい”存在です。自分の職業や生き方に自信を持って発信していくことで、さらに多くのファンが彼に惹きつけられていくと思います。
私たちTheoryとしては、競技以外の場でも、服というツールを通じて彼を支えていきたいと考えます。太田選手が最高のパフォーマンスを発揮できるよう、日常のシーンやオフの時間をより快適で誇らしいものにしていくことも、私たちの大事な役割です」
「Theory」が太田海也に託したのは、単なるモデルとしての役割ではなく、“挑戦するすべての人を鼓舞する存在”としての姿。その象徴としての太田海也の挑戦は、競技の枠を超えて、多くの人々の心を動かし続けていく。
【Theory(セオリー)について】
1997年にニューヨークで設立されたセオリーは、卓越したフィット感、素材、スタイルが、私たちの服装や生活を変える力を与えるというシンプルな理念から生まれました。30年近くが経った現在も、私たちは時代を超え洗練されたワードローブの必需品を磨き続けています。都市のエネルギー、活気、洗練された雰囲気からインスパイアされたセオリーは、都市で生活する人々を念頭に置いてデザインされています。私たちの目標は、仕事だけでなく日常のあらゆる場面で自信を育む服を創造し、着る人がそれぞれの存在感を発揮できるよう支援することです。