2025年8月22日より、伊豆ベロドロームで開催された『全日本選手権トラック』。
今回の大会では「プッシュアワード」と「苦しみアワード」の2項目が新たに種目として加わっていた。
この記事では「苦しみアワード」とは何なのか、そして初代チャンピオンに輝いたのは誰だったのか、JCFの新たな試みについてのレポートを行う。
「苦しみ」は、1kmTTの醍醐味?

極限レベルの“自分との戦い”が繰り広げられた結果、脚に溜まった乳酸が一気に痛みとして現れ、
走り終わった後は、両脚を鉄パイプで叩かれ続ける感じ(新田祐大)
机の角に、思いっきり足の小指をぶつけに行くような種目(深谷知広)
車のドアを勢いよく閉めて指を挟みに行く(テオ・ボス)
など、聞くだけで恐ろしくなるような言葉で表現される1kmTT。

そのため、試技の直後、選手たちは想像を絶する痛みと苦しみに襲われ、苦悶の表情(と動き)を現す。
昨年の本大会にて、More CADENCEでは「裏1kmTT」と称して公式Xにてその模様を紹介。
金メダルは、
鶴見健二選手(日本大学)!
もう、、、この動画がすべてです。
選手の皆様、本当におつかれさまでした!#裏1kmTT#全日本トラック https://t.co/iO4aQJCpkW pic.twitter.com/UO1G7jgBsM
— More CADENCE (@MoreCadence) September 9, 2024
実際に競技経験がある(と思われる)方も含めて、
「マジで尊敬する」「(動画見て)1kmTTだろうなと思ったらやっぱり1kmTTだった」「筋トレで追い込む方が100倍マシ」「恐怖の種目」
など、驚嘆の声を頂戴した。
ついに、正式(?)に表彰が!

「苦しみアワード」とは、そんな1kmTTの隠れた名物を表彰しよう、という試み。
自らに立ち向かい、限界を超えた先に得られる称号。タイムでの優勝と同じくらいの価値を持っている、と言っても過言ではないだろう。
審査項目は苦しみの表現の仕方のみ。もっとも苦しそうな表現を成し遂げた選手1名が、初代チャンプとして称えられる。