女子オムニアム
マディソンに続き、後半のセッションではオムニアムを実施。
スクラッチ、テンポレース、エリミネーション、ポイントレースの4種目で総合成績を競うオムニアムだが、最初の3種目で立て続けに1位を得たのは梶原悠未。
スクラッチ リザルト
テンポレース リザルト
エリミネーション リザルト
3種目を終えての暫定順位は
梶原悠未 | 120 |
サマンサ・ドネリー | 110 |
ケイラ・ウィル | 102 |
リー・ジーウィン | 94 |
の順で最終のポイントレースを迎えた。
ポイントレース 梶原が巧みなレースを展開
暫定上位の選手たちのポイントが伸びていかないなか、中盤ではファン・ティンイン(チャイニーズ・タイペイ)がラップを決めるなど、さまざまな思惑が行き交う最終種目となった。
一方で要所要所でしっかりとポイントを重ねていく梶原。
梶原は残り10周のポイント周回で3ポイントを得ると、暫定2位のサマンサ・ドネリー(ニュージーランド)との差を15ポイントに広げ、ここで勝負あり。巧みなレース運びで、今大会2つめの金メダルを手にした。
最終のポイント周回で10ポイントを獲得したファン・ティンインが逆転で銀メダル。3位にサマンサ・ドネリーという結果となった。
順位 | 選手名 | 所属 | ポイント | |
1位 | 梶原悠未 | TEAM Yumi | 134 | |
2位 | ファン・ティンイン | HUANG Ting Ying | チャイニーズ・タイペイ | 119 |
3位 | サマンサ・ドネリー | DONNELLY Samantha | ニュージーランド | 116 |
優勝:梶原悠未
Q:オムニアム優勝おめでとうございます。
1種目ごとに集中した結果、優勝に繋がったと思います。とても嬉しいです。
Q:振り返ってみて、優勝を決めたポイントはどこでしたでしょうか?
全選手をマークしながら、展開を読んで、キーとなるところでしっかりと自分の脚を使ってレースを進められたと思います。
特に最後のポイントレースは位置取りが大切になりますが、冷静に走り切ることができました。
Q:あらためて、世界の強豪が集ったこの大会をどう感じていますか?
貴重な経験と、学びと、トレーニングになっていると思います。
8月にイタリアのトラックレースに出場する予定です。そこに向けて、戦術やテクニックなどすべての面で確認しながら、その先の世界選手権へとつなげていければと思っています。
心技体、すべての面で世界トップレベルに持っていけるように頑張ります。
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