2025年5月29日より、静岡県・伊豆ベロドロームで開幕した『2025ジャパントラックカップ』。
大会初日に行われた、女子エリミネーションの模様をお伝えする。

女子エリミネーション

エリミネーションは、2周ごとに最後尾の選手が1人除外(エリミネート)されるサバイバルレース。

梶原悠未、水谷彩奈、岡本美咲というナショナルチームメンバーに加え、ニュージーランドのサマンサ・ドネリーとエミリー・シャーマン、リー・ジーウィン(香港)ら22人がエントリー。

スタートリスト

国内大会では少人数となってしまうことも珍しくないこの種目だが、海外選手も多数参加したことで、序盤からハイペースでレースが進む。

前方でレースを進めるオーストラリア勢のほか、梶原悠未も巧みな位置どりで除外周回を回避していく中、中盤では前が壁となる形で水谷彩奈が除外されてしまう。

その後もペースが落ちることなく残り5人で迎えた除外周回。

岡本美咲が一度は前に出るが、後ろの4人の加速が勝り、ここで除外されてしまう。直後にはウィル・ケイラ(オーストラリア/CBW)が除外され、アリッサ・ポライツ(オーストラリア)、梶原悠未、リー・ジーウィン(香港)の3人で最終局面へ。

3人となりけん制するような形でペースが緩むが、一気にペースアップした3人の中から脱落したのはアリッサ・ポライツ。

残るは梶原悠未とリー・ジーウィンによる金メダル争い。最終周回を前にペースが落ちる展開のなか、梶原が前でゆったりと最後の周回へ。一気にペースアップするか、というところだったが、リー・ジーウィンのペースは上がらず。そのまま梶原が独走して先着。強さを見せる形で勝利を飾った。

順位 選手名 所属
1位 梶原悠未 TEAM Yumi
2位 リー・ジーウィン LEE Sze Wing 香港
3位 アリッサ・ポライツ POLITES Alyssa オーストラリア

リザルト

梶原悠未 インタビュー

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