『2025ネーションズカップ』女子ケイリンで金メダルを獲得したフランスのマチルド・グロ。
2025年3月25日、フランス自転車競技連盟のホームページにて、拠点としているフランス サンカンタン=アン=イブリーヌ(SQY)オリンピックセンターを一時離れ、ニュージーランドでトレーニングを行うことが発表された。
フランス自転車競技連盟(Fédération Française de Cyclisme) | News
Mathilde Gros pose ses valises en Nouvelle-Zélande 🚲
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— FFC (@FFCyclisme) March 25, 2025
フランス自転車競技連盟の記事では、思うような結果につながらなかった自国開催のパリオリンピックから、葛藤を経て至った『2025ネーションズカップ』での金メダル獲得への道のりにフォーカス。

結果を出したことで「自信を取り戻しつつある」としながら、「もっと冷静に、長期的な視点で考えたい」との思いから、一時的に自国のオリンピックセンターを離れることを決意したと語っている。
日本での経験も、この決断の一因に
かつて、日本の競輪に短期登録制度で参戦した経験もあるマチルド・グロ。

今回の決断に際しても、「日本でトレーニングした時に、すごく良い影響を受けた」ことが一因であり、新たな刺激を得ることが目的と明かしている。また、彼女をニュージーランドに招待したのは、パリオリンピックで2冠(スプリント・ケイリン)を達成したエルレス・アンドリュースであり、2か月間をニュージーランドで過ごしトレーニングを実施する予定だという。
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一時的にではあるが、世界のトップ選手が他国のトレーニングセンターに拠点を移すという、トラック競技では珍しいと言える今回のマチルド・グロによる決断。
グロ本人の公式SNSには、ニュージーランド到着後にエルレス・アンドリュースとトレーニングをする様子が早速アップされた。
今後も本人の発信を通して、他国でのトレーニング風景が見られるかもしれない。気になる方は、選手たちのSNSをフォローすることもおすすめだ。