1ページ目へ

2/2 Page

佐藤水菜 インタビュー

Q:有言実行の優勝、おめでとうございます。

ありがとうございます。スプリントでのアジアチャンプは初なので嬉しいです。ネーションズカップに向けて、自分の足りてない部分、成長した分を確認できたので、良い大会になりました。

Q:この3日間、体調はいかがですか?

例年は1日でぎゅっと実施される大会なのですが、休めているぶん1本1本集中してレースができています。コーチからは毎レース出し切る必要はない、という指示もありましたが、スプリント決勝のラスト1本だけは、全力でタイム狙っていきたいと考えて踏み切りました。タイムも悪くなかったですし、すごく良かったです。

Q:予選でのタイム(10秒424)は、ご自身としてはどのように評価しますか?

オリンピック(10秒257)を除けばベストタイムなので、すごく良いことだと思います。オリンピックで出したタイムというのは簡単に更新できるものではないことは分かっていて、そこをどうやって埋めていくかが課題と考えていました。体調面では不安がありましたが、それでも今回のタイムを出せたというのは、自分にとって自信になりました。

Q:対戦ラウンドでは、コーチといろいろと確認しながら落ち着いて戦いを展開できているように見えました。

自分の体調が崩れていることもあって、今大会ではほとんど緊張していませんでしたが、今日は少し体調が戻ってきて、決勝の前に緊張することができました。
レース前、コーチに戦略的な確認をした時に、「またかコイツ」みたいなリアクションされたのですが(笑)、これはいつものこと。そういういつものルーティンのようなコミュニケーションができるというのは、集中もできているし、いろんなことを考えられているなと感じています。中国の選手はダッシュが強いので、その選手に対してどうやってやれば勝てるのかというのを考える、すごく良い時間を過ごせました。

Q:決勝では、1本目2本目と違う戦い方でストレート勝ち。自分としては納得の出来ですか?

修正する点は多かったですが、最後の1本はコーチからも「Very Good!!」と声をかけられました。なかなか出ない言葉をいただけたので、すごく良かったと思います!

Q:今大会はこの後にケイリン、そしてその先にネーションズカップも控えていますが、今後どのようなロードマップを描いていますか?

今年はネーションズカップが1戦しかないということで、みんなそこに向けて仕上げてくることになると思うので、自分もしっかりと仕上げきって、メダルを狙いたいと思います。

佐藤水菜が最速 仲澤春香は自己ベスト更新 女子スプリント予選~準々決勝/アジア選手権トラック2025