金メダル獲得 3連覇達成 女子チームパシュート決勝

2/2 Page

選手インタビュー

内野艶和

Q:この種目に臨むにあたってはどのような思いでしたか?

直前までアジア選手権ロードに出場していたこと、そして初めての走順でもあったので不安はありましたが、いつも通りみんな強くて、助けられました。
タイムとしても、コンディションから考えるとすごく良かったと思います。決勝、最後まで走れたらどんなタイムが出たかは気になりますが、しっかりと追い抜き勝ちで優勝できてよかったです。

Q:初めての並びはいかがでしたか?

1走だった池田瑞紀ちゃんはすごく良い入りでしたし、4走になった梶原悠未さんもたくさん牽いていただいてすごく助かりました。

Q:勝つことが前提のアジア選手権ならではのプレッシャーもあったのでは?

そうですね。ただ、しっかりと準備してベストな状態で挑み、1位を獲ることができたので、ホッとした気持ちと嬉しさがあります。

Q:今大会、ほかの種目への意気込みをお聞かせください。

今日はまだエリミネーションがあるので、気を抜かずにしっかり1位を獲れるように走りたいと思います。

垣田真穂

Q:直前に参加したロードの疲れはありませんでしたか?

疲れはありませんでした。トラックに乗る期間が少なかったので、少し不安もありましたが、しっかりとチームパシュートで優勝することができて良かったです。

Q:2日間走ってみていかがでしたか?

悪くはないと思います。あとポイントレースと、4kmになった個人パシュートで、全力を尽くして頑張りたいです。

Q:今回のフォーメンションへの手応えは?

まとまって練習する期間が少なくて、走順も異なるのでどうなるかわからなかったというのが正直なところですが、一人一人がいまの力を出し切った結果が優勝につながったと思います。

それぞれがどういう状況なのかということを4人で話し合って、カバーし合って走ることができました。対戦ということもありますが、昨日よりも早いラップで走ることができたので、ちょっとずつ良くなっていると思います。

Q:課題をあげるとしたらどんな部分でしょうか。

まだそれぞれがベストを尽くして走り切れたことはないので、どの走順がいいのか、どのくらい牽くのか、ということを見つけていければと思います。
4人でまとまって走る機会も減ってくるかもしれないので、ネーションズカップなど、走れる機会を大切にしていきたいですね。

梶原悠未

梶原悠未, KAJIHARA Yumi, JPN, 女子チームパシュート 予選, WOMEN'S Team Pursuit Qualification, 2025アジア選手権トラック, 2025 ASIAN TRACK CYCLING CHAMPIONSHIPS, Nilai, Malaysia

Q:レースを終えての率直なお気持ちをお聞かせください。

パリオリンピック以来のチームパシュートで、みんなでコンディショニングを確認しあいながら臨むことができました。ロサンゼルスに向けて、いいスタートが切れたと思います。
予選のタイムを見て、韓国とは9秒差があったので、追い抜きも視野に入れながら走りました。優勝することができてホッとしています。

Q:この大会には、どのような意気込みで臨んだのでしょうか?

パリが終わってから、ロサンゼルスに向けて心と体の調整の部分で新しいことをいろいろと試してきました。それを実戦で試す、ということをテーマとしてこの大会に臨んでいます。
自分の思考の癖として、ネガティブな考えや不安が出てくることもありますが、解決方法を教えていただいて訓練しているなか、少しずつコツを掴めていると思います。

Q:ご自身としても手応えがあった?

このワークを続けていけば、4年後にもブレない心でオリンピックを戦えるんじゃないかという手応えは掴めています。

Q:次の種目、次の大会への思いを教えてください。

アジア選手権では、内野選手とマディソンに出場するほか、1kmTTへの初出場も控えています。最後までしっかり走り切りたいと思います。

池田瑞紀

Q:レースを終えて、感想をお聞かせください。

初めての走順でのチームパシュートだったので、まずは優勝することができてよかったと思います。
アジア選手権ということで緊張はあったなか、初めての1走ということで、自分にできることを考えて自分の力を出し切ることをテーマに走りました。

Q:あらためて、予選での走りを振り返ってみていかがでしたか??

決められたタイムでみんなうまく走れていたと思います。自分は1走という役割で、最後ペースを上げて離脱したかったので、そこはまだまだ課題です。

Q:決勝、絶対に勝たなければならないというプレッシャーもあったかと思います。

それよりも、まずは自分たちの走りをすることが一番だと思っていました。個人的にも、予選よりも良い走りができるようにということを大事に走りました。私としては全然ダメでしたが、後ろの3人が引っ張ってくれて、自信にもなりました。

Q:次に向けて、良い感触が残ったのではないでしょうか?

次につながるレースだったと思います。先ほど松田祥位さんに1走の走りについて聞いていたのですが、トルコでのネーションズカップに向けて、練習を積んでいきたいと思います。