レースレポート

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銅メダル 太田海也選手インタビュー

Q:今のお気持ちを聞かせてください。

オリンピックが終わって、この世界選手権に出るかどうか迷うくらい辛い時期もあったのですが、チーム全員が鼓舞してくれて、この舞台に立つことができました。アルカンシェルを狙っていたので悔しい思いもありますが、銅メダルを獲れてすごくよかったと思います。

ラブレイセン、ホーフランド、僕という並びで表彰台に立てたことは光栄です。それでも、やっぱり(オランダの)オレンジのジャージの間に立つことが目標なので、そこを目指してより頑張りたいと思います。

Q:太田選手にとって欠けていた、世界選手権個人のメダル。自信になりますか?

オリンピック終わった後の世界選ということで、昨年までのようにここを照準に仕上げたというわけではないのですが、そのなかで銅メダルを取れたというのは自信につながります。

Q:男子スプリントでは35年ぶりのメダルとなりました。

競技を始めたときからスプリントでのメダルを目指して、ジェイソン(・ニブレット コーチ)からもできると言われてやってきました。35年ぶりと聞いてびっくりですが、嬉しいですね。

Q:今大会、日本チームの活躍の要因はどこにあると思いますか?

出場はしなかった(山﨑)賢人選手を含めて、みんなで一丸となってオリンピックを目指してトレーニングをしてきたことが要因だと思います。

Q:あらためて、今日のレースを振り返ってみていかがですか?

準決勝、自分がいま持っているものは出せたと思いますが、脚力・ハロンタイムというのが結果に出てしまいました。今後の目標は明確で、ハリーよりもハロンタイムを早く走るというところ目指してトレーニングを積んでいけば、勝てる日が来るだろうなと思います。

3位決定戦で戦ったニコラス・ポール選手はオリンピック(2回戦)で負けている相手でしたが、自分のことだけに集中して、いつもやってる走りを出すことだけを考えていました。

Q:ファンの方に向けてメッセージをお願いします。

オリンピックでは結果を出せませんでしたが、この世界選手権で、世界の強豪が集まる中で日本を代表してメダルを獲れたことは、個人として、チームジャパンとして光栄に思います。日本で、温かく迎えてください(笑)!ありがとうございました!

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