日本チーム女子
種目 | エントリー選手 |
個人パシュート | 古山稀絵 |
チームパシュート | 梶原悠未, 内野艶和, 垣田真穂, 池田瑞紀, 古山稀絵 |
スクラッチ | 内野艶和 |
エリミネーション | 垣田真穂 |
ポイントレース | 内野艶和 |
オムニアム | 梶原悠未 |
マディソン | 梶原悠未, 内野艶和 |
※補欠を含む
種目別 注目選手まとめ
種目 | 注目選手 / 注目国 |
個人パシュート | マリオン・ボラス(フランス) メーブ・プルーフ(オーストラリア) フランチスカ・ブラウス(ドイツ) マイキ・クローガ(ドイツ) ローラ・ズイスミルヒ(ドイツ) ジョシー・ナイト(イギリス) ブライオニー・ボサ(ニュージーランド) マギー・コールズリスター(カナダ) ヴィットーリア・グアッツィーニ(イタリア) レティシア・パテルノステル(イタリア) クロエ・ダイガート(アメリカ) |
スクラッチ | クララ・コッポニ(フランス) ジェニファー・バレンテ(アメリカ) ミーガン・バーカー(イギリス) マギー・コールズリスター(カナダ) マイケ・ファンデルドゥイン(オランダ) エミリー・ケイ(アイルランド) マルティーナ・フィダンザ(イタリア) マリア・マルティンス(ポルトガル) アニータ イボンヌ・ステンバーグ(ノルウェー) |
エリミネーション | バレンタイン・フォルタ (フランス) ジェニファー・バレンテ(アメリカ) マイケ・ファンデルドゥイン(オランダ) ジェシカ・ロバーツ(イギリス) ロッテ・コペツキー(ベルギー) レティシア・パテルノステル(イタリア) エミリー・ケイ(アイルランド) アニータ イボンヌ・ステンバーグ(ノルウェー) |
ポイントレース | ジェニファー・バレンテ(アメリカ) ブライオニー・ボサ(ニュージーランド) エリナー・バーカー(イギリス) ジョージア・バーカー(オーストラリア) マギー・コールズリスター(カナダ) シルビア・ザナルディ(イタリア) ロッテ・コペツキー(ベルギー) マリット・ライマーカス(オランダ) |
オムニアム | ジェニファー・バレンテ(アメリカ) マイケ・ファンデルドゥイン(オランダ) バレンタイン・フォルタ(フランス) アリー・ウォラストン(ニュージーランド) ケイティ・アーチボルド(イギリス) マギー・コールズリスター(カナダ) アマリー・ディデリクセン(デンマーク) ロッテ・コペツキー(ベルギー) レティシア・パテルノステル(イタリア) マリア・マルティンス(ポルトガル) アニータ イボンヌ・ステンバーグ(ノルウェー) |
チームパシュート | フランス, イギリス, ドイツ, オーストラリア, ニュージーランド, イタリア |
マディソン | アメリカ, フランス, ドイツ, オーストラリア, ニュージーランド, イギリス デンマーク, イタリア |
※補欠選手を含まない。7月14日公開のリストに基づくため、変更の可能性あり。
イタリア
注目選手
選手名 | 出場予定種目 |
マルティーナ・フィダンザ | スクラッチ, チームパシュート, マディソン |
レティシア・パテルノステル | 個人パシュート, エリミネーション, オムニアム |
ヴィットーリア・グアッツィーニ | 個人パシュート, チームパシュート, マディソン |
シルビア・ザナルディ | ポイントレース |
現チームパシュート世界チャンピオンであるイタリア。ロードの世界トップクラスでも活躍している選手を擁し、個々人が表彰台に絡む実力を持っている。
特に注目なのがスクラッチに出場予定のマルティーナ・フィダンザ。同種目で2連覇達成中の”スクラッチ職人”だ。
2021年のエリミネーション世界チャンピオンであるレティシア・パテルノステルも要注目。イタリア女子唯一、個人3種目にエントリーしている。
フランス
注目選手
選手名 | 出場予定種目 |
クララ・コッポニ | スクラッチ, マディソン |
マリオン・ボラス | 個人パシュート, チームパシュート |
バレンタイン・フォルタン | エリミネーション, オムニアム, チームパシュート |
『2022世界選手権トラック』ではマディソン(銀)とチームパシュート(銅)でメダルを獲得したフランスチーム。
『2023ネーションズカップ』でも表彰台入りを果たしており、第1戦では両種目で2位、第2戦では両種目とも優勝を飾っている。特にチーム種目で強さを発揮する。
『2023ネーションズカップ第1戦』のオムニアムで銀メダルを獲得したクララ・コッポニなど、個人種目の強豪選手も擁している。
アメリカ
注目選手
選手名 | 出場予定種目 |
ジェニファー・バレンテ | スクラッチ, エリミネーション, ポイントレース オムニアム, マディソン, チームパシュート |
クロエ・ダイガート | 個人パシュート, チームパシュート |
元日本ナショナルチーム中長距離ヘッドコーチのクレイグ・グリフィン氏を2023年シーズンから招き、強化を図っているアメリカチーム。
最注目は「東京2020オリンピック」オムニアム金メダリストのジェニファー・バレンテ。現オムニアム世界チャンピオンであり、2023年のネーションズカップでも金を含む、メダル複数枚を獲得している選手だ。
今大会では全種目にエントリーしているジェニファー・バレンテ。オムニアム2連覇に加え、他種目のメダル獲得も狙う。
アメリカもう1人の注目選手はクロエ・ダイガート。個人パシュートの世界記録を過去に数回更新しており、2020年から破られていない現世界記録を樹立した張本人。東京2020オリンピックではチームパシュートの銅メダルに貢献した。
しかし東京オリンピック以降、怪我により戦線を長期離脱。今大会が主要な国際大会への復帰戦となる。2016年リオ、2021年東京に続く自身3度目のオリンピックに向け、久しぶりにどんな走りを見せてくれるのか要注目だ。
イギリス
注目選手
選手名 | 出場予定種目 |
ケイティ・アーチボルド | オムニアム, チームパシュート, マディソン |
ネア・エバンス | チームパシュート, マディソン |
ジョシー・ナイト | 個人パシュート, チームパシュート |
ミーガン・バーカー | スクラッチ |
ジェシカ・ロバーツ | エリミネーション |
エリナー・バーカー | ポイントレース |
イギリス最注目は、2021年のオムニアム世界チャンピオンであるケイティ・アーチボルド。2022年初旬の負傷などにより一時大会出場を見送る時期が続いたが、『2023ネーションズカップ第3戦』のオムニアムでは、4種目全てで1着フィニッシュを飾る完全優勝を果たしている。
今大会のマディソンでは、ケイティ・アーチボルドと現ポイントレース世界チャンピオンのネア・エバンスがタッグを組む。
そしてチームパシュートの強豪国でもあるイギリス。2022年では王者イタリアに敗れ、アルカンシェルにあと1歩まで迫った。2023年ではネーションズカップ第3戦にて優勝を飾っている。自国開催で世界一の座を狙う。
ドイツ
注目選手
選手名 | 出場予定種目 |
フランチスカ・ブラウス | 個人パシュート, チームパシュート, マディソン |
マイキ・クローガ | 個人パシュート, チームパシュート |
ローラ・ズイスミルヒ | 個人パシュート, チームパシュート |
チームパシュートの世界記録を保持するドイツ。しかし樹立メンバーの1人であるリサ・ブレナウアーの引退後、2022年の世界選手権では表彰台を逃す結果となった。
しかし若手選手らがチームに加入し、大会を重ねるごとに勢いを取り戻し、2023年のネーションズカップ・チームパシュートでは銀メダル1枚、銅メダル1枚を獲得している。
チームパシュートで長年チームを牽引しているのがフランチスカ・ブラウス。個人パシュートのスペシャリストであり、2021年の世界選手権ではリサ・ブレナウアーに次ぐ2位。ブレナウアー引退後の『2022世界選手権トラック』では見事優勝を飾り、現世界チャンピオンの座に君臨している。
ニュージーランド
注目選手
選手名 | 出場予定種目 |
ブライオニー・ボサ | 個人パシュート, ポイントレース, チームパシュート |
アリー・ウォラストン | オムニアム, チームパシュート, マディソン |
『2022世界選手権トラック』の個人パシュートにて、アルカンシェル獲得まで0.4秒の差まで迫ったブライオニー・ボサ。
2023年のネーションズカップでは個人パシュートが実施されていないが、第1戦のチームパシュートで優勝に貢献する走りを見せた。『2023オセアニア選手権トラック』では個人パシュートの大陸チャンピオンに輝いている。
2001年生まれの若手アリー・ウォラストンにも注目。『2023ネーションズカップ』では第1戦で3種目を制覇。第2戦ではオムニアム優勝を含むメダル3枚を獲得している。
オランダ
注目選手
選手名 | 出場予定種目 |
マイケ・ファンデルドゥイン | スクラッチ, エリミネーション, オムニアム, マディソン |
マリット・ライマーカス | ポイントレース |
『2023世界選手権トラック』で4種目にエントリーしているマイケ・ファンデルドゥイン。2022年の世界選手権ではスクラッチで銀メダルを獲得した。
2023年は『ネーションズカップ第3戦』と『ヨーロッパ選手権トラック』のエリミネーションで銅メダルを獲得している。複数種目で表彰台入りが期待される選手だ。
ロッテ・コペツキー(ベルギー)
注目予定種目:エリミネーション, ポイントレース, オムニアム
2021年のポイントレース世界チャンピオン、現マディソン世界チャンピオンのロッテ・コペツキー。『2023ネーションズカップ第3戦』のマディソンでも金メダルを獲得している。
『2023世界選手権トラック』では個人種目のみへエントリー。3種目で世界一を目指す。(マディソンには補欠でエントリー)
ロッテ・コペツキーはトラック競技でアルカンシェルを着用する傍ら、二足の草鞋を履き、世界トップクラスのロード選手としても活躍。『2022世界選手権ロード』のロードレース種目では準優勝。2023年7月23日〜7月30日に開催された『2023ツール・ド・フランス ファム』では第1ステージで区間優勝を果たしている。
イギリス・グラスゴーにて同時開催される『2023世界選手権ロード』の女子エリートロードレースは8月13日に実施。出場予定は未発表だが、トラック競技との兼任も可能な日程。まずはトラック競技でどんな走りを見せてくれるのか要注目だ。
アマリー・ディデリクセン(デンマーク)
注目予定種目:オムニアム, マディソン
『2022世界選手権トラック』でマディソンの銅メダルを獲得したアマリー・ディデリクセン。『2023ネーションズカップ』でもマディソンにて金メダルと銀メダルを1枚ずつ手にしている。
オムニアムでも好成績を残しており、リオ2016オリンピックでは5位、東京2020オリンピックでは4位。2023年ではネーションズカップ第2戦で銅メダルを獲得し、パリ2024オリンピックでのメダル獲得に向け勢いを付けている。
その他の注目選手
選手名 | 国 | 主な成績 | 出場予定種目 |
アニータ イボンヌ・ステンバーグ | ノルウェー | 2023ネーションズカップ第3戦・エリミネーション優勝 2023ヨーロッパ選手権トラック・ポイントレース優勝 |
スクラッチ エリミネーション オムニアム |
マリア・マルティンス | ポルトガル | 2022世界選手権トラック・オムニアム3位 2023ヨーロッパ選手権トラック・スクラッチ優勝 |
スクラッチ オムニアム |
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