2023年8月3日〜8月9日にイギリス・グラスゴーで開催される『2023世界選手権トラック』。シーズンを締めくくるフィナーレであり、パリ2024オリンピックの”選考大会”でもある今大会。見逃せない1戦だ。

この記事では『2023世界選手権トラック』で実施される各種目の「世界記録」と「日本記録」をまとめてご紹介。2022年の世界選手権以降、複数種目で記録が更新されている。

世界各国から集まる「選手同士の戦い」と共に、「記録との戦い」にもぜひ注目してほしい。

男子

スプリント(200mFTT*)

選手名(国名) タイム 記録日 場所
世界記録 ニコラス・ポール
(トリニダード・トバゴ)
9.100 2019年9月4日 コチャバンバ・ボリビア
選手名(国名) タイム(世界記録との差) 記録日 大会(場所)
日本記録 脇本雄太 9.518(+0.418) 2021年8月4日 東京2020オリンピック
(伊豆ベロドローム)

※200mFTT:「200mフライングスタートタイムトライアル」のこと。助走をつけてスタートするため、200mの距離をフルスピードで走った時のタイムを計測できる。スプリントの予選にて1選手ずつ行われる。

【速報】男子スプリント 脇本雄太が日本新記録で予選突破、3回戦進出へ/東京オリンピック自転車トラック競技

チームスプリント(250mを3周)

(左から)ジェフリー・ホーフラント、ハリー・ラブレイセン、ロイ・ファンデンバーグ、マティエス・ブフリ

選手名 国名 タイム 記録日 大会(場所)
世界記録 ジェフリー・ホーフラント
ハリー・ラブレイセン
ロイ・ファンデンバーグ
マティアス・ブフリ
オランダ 41.225 2020年2月26日 2020世界選手権
(ドイツ・ベルリン)

世界王者オランダが圧巻の走りで金メダル獲得/男子チームスプリント・東京オリンピック自転車トラック競技

選手名 タイム(世界記録との差) 記録日 大会(場所)
日本記録 長迫吉拓
小原佑太
太田海也
42.742(+1.517) 2023年2月24日 2023ネーションズカップ第1戦
(インドネシア・ジャカルタ)

灯ったパリへの道筋 男子チームスプリント/『UCIトラックネーションズカップ第1戦』後記

1kmタイムトライアル

選手名 タイム 記録日 場所
世界記録 フランソワ・ペルビス
(フランス)
56.303 2013年12月7日 メキシコ・アグアスカリエンテス

選手名 タイム(世界記録との差) 記録日 大会(場所)
日本記録 小原佑太 59.796(+3.493) 2022年10月14日 2022世界選手権トラック
(フランス・サン=カンタン=アン=イブリーヌ)

”1分切り”小原佑太が日本新 ホーフラントが連覇/2022世界選手権トラック・1kmタイムトライアル

4km個人パシュート

選手名 タイム 記録日 大会(場所)
世界記録 フィリポ・ガンナ
(イタリア)
3:59.636 2022年10月14日 2022世界選手権トラック
(フランス・サン=カンタン=アン=イブリーヌ)
選手名 タイム(世界記録との差) 記録日 大会(場所)
日本記録 松田祥位 4:10.521(+9.885)  2022年10月14日 2022世界選手権トラック
(フランス・サン=カンタン=アン=イブリーヌ)

フィリポ・ガンナが世界新 松田祥位は日本新記録/2022世界選手権トラック・男子個人パシュート

4kmチームパシュート

(左から)シモーネ・コンソーニ、フィリポ・ガンナ、フランチェスコ・ラモーン、ジョナサン・ミラン

選手名 国名 タイム 記録日 大会(場所)
世界記録 シモーネ・コンソーニ
フィリポ・ガンナ
フランチェスコ・ラモーン
ジョナサン・ミラン
イタリア 3:42.032 2021年8月3日 東京2020オリンピック
(伊豆ベロドローム)

男子チームパシュート イタリアが世界新記録で大逆転金メダル/東京オリンピック自転車トラック競技

選手名 タイム(世界記録との差) 記録日 大会(場所)
日本記録 窪木一茂
今村駿介
橋本英也
兒島直樹
3:51.055(+8.748) 2023年6月14日 2023アジア選手権トラック
(マレーシア・ニライ)

1日に2回の日本記録&アジア記録を更新し優勝 男子チームパシュート/2023アジア選手権トラック

女子選手

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