『競輪祭(G1)』の最終日である2022年11月27日、競輪発祥の地である小倉競輪がHPCJC(High Performance Center of Japan Cycling)に2000万円の寄付金を贈呈した。
北九州メディアドームで行われた贈呈式には、HPCJCのブノワ・ベトゥ テクニカルディレクターとジェイソン・ニブレット短距離ヘッドコーチが出席。
北九州市の三浦隆宏(みうらたかひろ)公営競技局長から目録が手渡された。
HPCJCとは?
『High Performance Center of Japan Cycling』の略。日本自転車競技連盟(JCF)トラック競技強化指定選手のトレーニングセンターとして、世界選手権やオリンピックでメダルを獲得を目指してアスリートを強化、育成する組織だ。
JKAによる支援などを活用し、2018年から本格的に活動を開始。現在では
『Two Wheels, One Goal.』
ふたつの車輪にすべてを乗せて、日本の自転車競技を、
この世界にたったひとつしかないゴールへ
のスローガンを掲げ、伊豆ベロドロームを拠点として活動している。
「ナショナルチーム」とは「日本代表」のことであり、国際大会にエントリー・出場するためのくくりだ。一方HPCJCは、そのナショナルチームのメンバーとなる選手を発掘し、強化・育成を行う「トレーニングセンター」である。
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