『東京2020オリンピック』女子チームパシュートで世界記録を樹立し金メダルを獲得した、ドイツチームのメンバーであるリサ・ブレナウアー。『2021世界選手権トラック』では個人・チームパシュートで世界チャンピオンに輝いたスター選手だ。

そんなリサ・ブレナウアーが、自国ドイツ・ミュンヘンで開催された『2022 UECヨーロッパ選手権』を最後に、プロ選手を引退した。

本記事では選手としての実績を振り返りつつ、本人コメントとともにリサ・ブレナウアーの引退についてお伝えしていく。

リサ・ブレナウアー略歴

(左から)フランチスカ・ブラウス、リサ・ブレナウアー、マイキ・クローガ

ドイツ出身の1988年生まれ。

トラック中長距離種目とロード種目の二足の草鞋を履き、14年に渡り世界トップレベルの舞台で活躍してきた選手。

2009年からプロ選手としてのキャリアをスタート。デビュー当初よりトラック・ロードの両競技でレースに出場してきた。

ロード種目では世界選手権で5回優勝、トラック種目では世界選手権で合計2枚の金メダルを獲得している。

さらにオリンピックでは、2012年ロンドン大会から東京2020オリンピックまでの3大会に出場しており、東京大会ではトラック競技女子チームパシュートにて世界記録を更新し見事優勝。自身初のオリンピック金メダルを勝ち取った。

女子チームパシュートドイツが世界記録を3度更新して金メダル獲得/男女チームパシュート・東京オリンピック自転車トラック競技

その他にも、国内・大陸選手権などでトラック・ロード両競技の表彰台を多く獲得してきたリサ・ブレナウアー。

ドイツの女子自転車競技を長年牽引してきた、レジェンド選手の1人だ。

参照:CERATIZIT – WNT Pro Cycling , Olympics.com

本人コメント

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