毎回走る前に心臓がバクバク チームスプリント
Q:チームスプリントに関して、世界選手権の前のインタビューの際に「12秒前半を出したい」とお話しされていました。その辺り、現時点でどのような感じなんでしょうか?
う〜ん、なんとも言えないですね。最近は結構疲れた状態で練習をしていて、そのような状態で12秒8とか9でした。良いタイムが狙えるラインではあると思うのですが、全員のコンディションがまだはっきりしていないので……でも、楽しみです。
Q:小原選手は第2走ですが、第2走ってどのような役割を担っているんでしょうか?
2走が走っている時が1番スピードの速いタイミングです。1走からもらったスピードをどこまで上げられるか、上げたスピードをどれだけ落とさずに第3走に繋げられるか、が大切になってきます。重要な位置なので、毎回走る前に心臓がバクバクになっています。
Q:走る前に緊張するタイプなんですか?
出走前は結構緊張します。でもカウントダウンが始まれば、あとは平然と走れます。バンクに上がる前の、ベンチのあたりが一番緊張している時ですね。
日本チャンピオンとして挑むケイリン
Q:ケイリンに対しての意気込みは?
ジェイソン ヘッドコーチからは「ケイリンは気持ちを強く持っていけ」と言われています。日本発祥の種目であるケイリンでアピールをしていきたいと思っています。
Q:日本チャンピオンとして臨むわけですね。
そうですね!日本チャンピオンとして走りますが、気負わずに走りたいと思います。
Q:こういうことできたらいいな、と考えていることなどはありますか?
戦略とかは特に考えていませんが、まずは勝つことです。泥臭くても、勝ちにこだわった走りをしたいと思っています。
Q:競技のケイリンにおける日本チャンピオンですが、日本の競輪においてはヤンググランプリ2021のチャンピオンです。ヤンググランプリ勝利以降、何か変化はありますか?
記者の方々から「ヤングチャンピオンとしてどうですか」みたいなことは頻繁に聞かれますが、僕自身としてはやることは変わっていません。期待されるだけの走りをしなくては、ということは考えます。
Q:前よりも警戒される、みたいなこともなく?
そもそもナショナルって時点で結構警戒されるんです(笑)だからあまり変わらず、だと思います。