中長距離・男子
第1戦に実施された種目にスクラッチが追加され、男女それぞれ計6種目が実施される中長距離。
中長距離 | 個人パシュート、チームパシュート スクラッチ、エリミネーション オムニアム、マディソン |
第1戦にて個人・チームパシュート、マディソンの3種目を制したフランスは出場を見送り、強豪デンマークも不参加となっている。
中長距離男子・日本人選手
日本からは橋本英也と窪木一茂の2人がエントリーしているが、2人とも第1戦に続いての連続出場となる。
第1戦にて、個人種目としてはエリミネーションに出場した2人。橋本が5位でフィニッシュし、窪木は落車による途中棄権となったものの4位入賞を果たした。
また、窪木はマディソンに今村駿介と出場し、強豪選手がひしめくなかで銀メダル獲得の快挙を達成。第2戦ではどんな走りを見せてくれるのか、期待したい。
選手名 | エントリーチーム |
橋本英也(連続出場) | チームブリヂストンサイクリング |
窪木一茂(連続出場) |
連続出場する第1戦のメダリスト
エリミネーションの表彰台を獲得したトップ3が、またもエントリー。世界選手権2021・エリミネーションを制し世界チャンピオンとなったエリア・ビビアーニが、さらなるタイトル獲得を目指す。
さらにイギリスからは、第1戦のチームパシュートにて銀メダルを獲得したメンバーのうち2人がエントリー。その1人であるオリバー・ウッドはオムニアムを制し、勢い付いている選手だ。
その他にも、UCIチャンピオンズリーグでも優勝経験のあるセバスチャン・モラなど、第1戦でメダルを獲得した選手の多くが出場予定となっている。
選手名 | 国名 | メダル獲得種目 |
オリバー・ウッド | イギリス | オムニアム・金 チームパシュート・銀 |
リース・ブリットン | チームパシュート・銀 | |
エリア・ビビアーニ | イタリア | エリミネーション・金 |
ヨエリ・ハビック | オランダ | エリミネーション・銀 |
ティム トーン・トイテンベルク | ドイツ | エリミネーション・銅 |
ニコラス・ハインリッヒ | 個人パシュート・銀 | |
セバスチャン・モラ | スペイン | オムニアム・銀 |
ミケーレ・スカレテッティーニ | イタリア | マディソン・銅 |
参照:UCI(リザルト)
その他の注目選手
アーロン・ゲイト(ニュージーランド)
コービン・ストロング(ニュージーランド)
イーサン・ハイター(イギリス)
フィリポ・ガンナ(イタリア)
ジョナサン・ミラン(イタリア)
2022NC初出場勢として、ニュージーランドのベテラン・若手コンビと、イギリスのオリンピック金メダリストペアが参戦。
世界選手権2021のオムニアムにて銀メダルを獲得したアーロン・ゲイト(31歳)は、3月に開催された2022年オセアニア選手権トラックにて4冠を達成。続く2022年オセアニア選手権ロード(4月)でも個人TTにて優勝している。
一方、4月30日で22歳となるコービン・ストロングは、2020年の世界選手権・ポイントレースの覇者。アーロン・ゲイト同様、ロードレースでも積極的に活動している若手選手だ。
そして第1戦にて好成績を残したイギリスチームに、東京2020オリンピック・マディソンの銀メダリスト、そして世界選手権2021・オムニアムの覇者であるイーサン・ハイターが加わる。アルカンシェルを纏い、どんな走りを見せてくれるのか注目だ。
その他、東京2020オリンピック・世界選手権2021でチームパシュート2冠を達成したイタリアチームも連続出場となる予定。チームパシュートで惜しくも表彰台を逃した、第1戦のリベンジを狙う。