短距離・男子

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短距離・女子

ケルシー・ミシェル MITCHELL Kelsey, CAN, ロリーヌ・ファンリーセン van RIESSEN Laurine, BCC, マーサ・バヨナ BAYONA PINEDA Martha, COL, Women's Sprint, 2022 Track Nations Cup, Glasgow, Great Britain

(左から)ロリーヌ・ファンリーセン、ケルシー・ミシェル、マーサ・バヨナ

男子とは異なり、第1戦でメダルを獲得した選手の多くが第2戦にも出場する短距離女子。

注目はやはり、母国開催となるカナダチーム。第1戦では、ケルシー・ミシェルによるスプリントでの金メダルを筆頭に、500mTTを除く3種目で表彰台を獲得。地元の声援でさらなるブーストがかかれば、非常に手強いチームとなるだろう。

また、第1戦への参戦を見送っていたスター選手たちも、ミルトンには姿を表す予定だ。優勝者を予想するのが非常に難しい、よりハイレベルな戦いが期待される。

短距離女子・日本人選手

日本からは4人がエントリーしているが、4人全員にとって本大会が2022年シーズン初の国際戦となる。

トラック世界選手権2021・ケイリンで銀メダルを獲得した佐藤水菜。その佐藤と『UCIトラックチャンピオンズリーグ』に参戦した太田りゆにとっては、約5ヶ月ぶりの国際戦。梅川風子は世界選手権ぶり、小林優香にとっては東京2020オリンピックぶりの国際戦となる。

選手名 エントリーチーム
太田りゆ チームブリヂストンサイクリング
小林優香 チーム楽天Kドリームス
佐藤水菜
梅川風子

連続出場する第1戦のメダリスト

ローリン・ジェネスト GENEST Lauriane, CAN, Women's Keirin, 2022 Track Nations Cup, Glasgow, Great Britain

第1戦でメダルを獲得した選手の多くが、第2戦にも出場する予定だ。開催地カナダからは、ケルシー・ミシェル、ローリン・ジェネストらがエントリーしている。チームパシュートにてそのカナダを降し金メダルを獲得したオランダチームのメンバーも出場予定だ。

その他、500mTTでの金メダルに加えスプリント・ケイリンでも表彰台を獲得し、勢いに乗るコロンビアのマーサ・バヨナも、ミルトンでのさらなるメダル獲得を目指す。

選手名 国名 メダル獲得種目
ケルシー・ミシェル カナダ スプリント・金
チームスプリント・銀
ローリン・ジェネスト ケイリン・銅
チームスプリント・銀
サラ・オルバン チームスプリント・銀
マーサ・バヨナ コロンビア 500mTT・金
ケイリン・銀
スプリント・銅
ミリアム・ヴェチェ イタリア 500mTT・銀
キーラ・ランベリン オランダ チームスプリント・金
500mTT・銅
ステフィー・ファンデルピート チームスプリント・金
ヘッティ・ファンデルヴォウ
ロリーヌ・ファンリーセン スプリント・銀
ライアン・エドモンズ イギリス チームスプリント・銅
エマ・フィヌカン

参照:UCI(リザルト)

その他の注目選手

エマ・ヒンツェ(ドイツ)
リー ソフィー・フリードリッヒ(ドイツ)
シャンジュー・バオ(中国)
ユーファン・グオ(中国)

Women's Sprint Podium / 2021 Track Cycling World Championships, Roubaix, HINZE Emma(GER)エマ・ヒンツェ, FRIEDRICH Lea Sophie, MITCHELL Kelsey(CAN)ケルシー・ミシェル(GER)リー ソフィー・フリードリッヒ,

(左から)リー ソフィー・フリードリッヒ、エマ・ヒンツェ、ケルシー・ミシェル

第1戦のメダリストたちはミルトンでのさらなる活躍を目指すが、そう簡単にはいかないだろう。なぜなら多くの強豪選手がミルトンにて、2022NCデビューを果たすからだ。

中でもトラック世界選手権2021の女子短距離全4種目で圧倒的な強さを見せつけた、エマ・ヒンツェとリー ソフィー・フリードリッヒが参戦。エマ・ヒンツェは世界選手権後に開催されたトラックチャンピオンズリーグでも総合優勝を果たしている、まさにスター選手だ。

鮑珊菊 バオ・シャンジュー Bao Shanju (CHN), 鍾天使 ゾン・ティエンシー Zhong Tianshi (CHN), Women's Team Sprint Qualifying AUGUST 2, 2021 - Cycling : during the Tokyo 2020 Olympic Games at the Izu Velodrome in Shizuoka, Japan. (Photo by Shutaro Mochizuki/AFLO)

その他にも、東京2020オリンピック・チームスプリント(2人制)にて世界記録を樹立し、金メダル獲得となった中国チームからシャンジュー・バオとユーファン・グオもエントリーしている。多くの強豪選手による激戦の末、新たな世界記録の誕生にも期待できるかもしれない。

ユーファン・グオは東京2020オリンピック・チームスプリントにて補欠を務めた選手。

中長距離・男子

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