三島eスポーツイベント

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みしまジュニアスポーツアカデミー

14時になると、みしまジュニアスポーツアカデミーの子どもたちが続々と集まってきた。

「みしまジュニアスポーツアカデミー」とは、自転車に限らず様々な競技種目を体験してもらい、その種目に合った若手選手の発掘・育成を行うもの。

こちらの記事で詳しく紹介しています!
▶︎新たな若手選手を発掘・育成「みしまジュニアスポーツアカデミー」の試み
▶︎開講は既に6期目 みしまジュニアスポーツアカデミーから見えるマイナースポーツの未来

今期生は11月からスタートしており、ここまでの約半年は座学や基礎トレーニングを主に行ってきた。この日の前日、23日に初めての競技体験として「自転車」に乗ったばかりだという。

東京2020オリンピック自転車トラック競技の開催地でもある伊豆ベロドロームで実施された前日の体験について聞いてみると「ペダルと靴がくっついてるから、転んじゃった」「私は一度も転ばなかった!」などなど、初めてのトラックでの走りについて教えてくれた。

みしまジュニアスポーツアカデミーの子どもたちにとって自転車競技体験の2日目が、このeスポーツイベント。今回は14人が参加し、3人ずつのグループに分かれてタイム対決を行った。

三島eスポーツイベント

3人1組のチームとなり、250mのトラックを同時刻にスタート。タイムの総合計にて順位を競う。

「ロード用の自転車だと、ギアを変えるのも慣れてなくて難しかったのでは?」と聞いてみると「お父さんのロードバイクに乗ったことがあるから、結構できた」と答える子も。

大きなモニターは背後にあるが、走っている子どもたちもPCで自分の走る様子を確認することができる。

「走ってる様子を見ながらできるから、面白かった」との声も聞かれた。

アカデミーでは自転車体験ののち、ホッケーやレスリングを体験していくという。

「これからしばらく自転車の練習をやっていくと思うけど、楽しめそう?」と聞いてみると、元気に「うん!」と答えてくれた。

最後に順位の発表とそれに応じた景品を受け取り、アカデミーの子どもたちは解散に。その後も続々と体験を希望する子どもたちが現れ、平日ながら盛況のイベントとなっていた。

ここから自転車の道に進む子どもが生まれたら……そんなことを期待してしまう1日となった。

開講は既に6期目 みしまジュニアスポーツアカデミーから見えるマイナースポーツの未来

本記事に掲載の写真について
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