7月28日(木)から31日(日)にかけて伊豆ベロドロームにて開催される『2022ジャパントラックカップ I / II』。国内で開催される、2022年シーズン初の国際大会だ。

本大会は有観客での実施となり、無料で現地観戦することができる。さらに大会全4日間の生中継も、More CADENCEの公式YouTubeチャンネルにて視聴可能だ。

そこで本記事では、大会当日の観戦を全力で楽しむために、各種目のルールについて解説した記事のリンクをお届け。

各レースの勝敗の分かれ目、勝ち上がり方式などについて事前に確認し、当日は選手1人ひとりの走りにご注目いただきたい。

実施種目

『2022ジャパントラックカップ I』(7月28日・29日)と『2022ジャパントラックカップ II』(7月30日・31日)の異なる2つの大会が連続して開催される、2022年のジャパントラックカップ。

両大会では以下の4種目が、男女それぞれで実施される。

短距離:スプリント・ケイリン
中長距離:オムニアム・マディソン

スプリント

1対1の一騎打ちで、最速を決める短距離種目の花形。

今大会では、1人ずつ走りタイムを計測する予選から始まり、準々決勝・準決勝・決勝(1・2位 / 3・4位決定戦)が順番に行われる。

準々決勝から決勝までは、1対1の一騎打ちで3本中2本先取の勝負が行われる。

【スプリント】トラック競技のルール解説・動画

ケイリン

日本の競輪が発祥となったケイリン。最大7人で対戦!

今大会では、まず男女ともに3組に分かれて1回戦を実施。各上位2〜3位が準々決勝に進む。そして準決勝に進めなかった選手は2組に分かれて敗者復活戦を走る。敗者復活戦の各上位2〜3位が準決勝へ駒を進めることができる。

準決勝は男女ともに2組に分かれて実施。それぞれの上位半分が1位〜6位の決勝へ、下位半分が7位〜12位決定戦へとすすみ、全体の順位を決定する。

【ケイリン】トラック競技のルール解説・動画

オムニアム

4種目を1日でやり切る過酷な種目。最終的なポイントで順位を競う。

今大会では予選を実施せず、オムニアムに出場する全選手が4種目を走り、全体での順位を決定する。

【ルール解説】4つの種目の総合成績で競う種目「オムニアム」

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マディソン

唯一2人1組のペアで行う種目。交代を繰り返し、いくつかの周回に設けられたポイントを獲得していき、最終的なポイント数で順位を決定する。

チームメイトをロケット発射させるような交代方法と、多くの選手が1度にトラック(走路)を走る迫力が魅力。

今大会では予選を実施せず、本戦1発の勝負となる。

ちなみにマディソンという種目名は、アメリカの「マディソンスクエア」が由来。

【マディソン】これでわかる!トラック競技初心者のためのルール解説・動画

【3/5】新種目、ケイリン・マディソンの経緯と歴史/UCI世界選手権・オリンピック史を振り返る

7月28日から開催される『ジャパントラックカップ2022 I /II』。

会場は東京2020オリンピックが開催された伊豆ベロドローム。当日全4日間は、現地で無料観戦が可能。

現地での観戦が難しい方も、YouTubeにて生中継で全レースの様子を楽しめる。

ぜひ、各種目のルールを確認し、大会を一緒に盛り上げよう!

【入場無料】ジャパントラックカップを現地で観戦!伊豆ベロドロームへのアクセス/『2022ジャパントラックカップ I / II』7月28日〜31日(木〜日)

YouTubeで生中継『2022ジャパントラックカップ I / II』7月28日〜31日(木〜日)