マディソンって聞いたことありますか?トラック競技の本場、ヨーロッパでは最も盛り上がると言っても過言ではない人気種目なんです!でも我々にはとっても分かり辛い種目・・・、そんなマディソンのルールをここで説明しちゃいます!

マディソンのルール解説動画

マディソンとは

マディソンは2人でチームを組んでポイントを獲得していくポイントレースです(ポイントレースのルールはこちらを参照ください)。

面白いのはチームの選手同士が交代しながらレースを進めていくところ!交代は、相手の手か体に触れればOK!

ハイスピードな展開の中では繋いだ手を支点に、弾みをつけるように交代しながら、スピードを上げていきます。

※競技規則では交代には《Hands or Shorts(下半身ってことでしょうか?)にタッチ》と記載してありますが、動画内では判りやすく《身体》と説明しています。

ポイントの獲得方法は2通り。一つ目は定められたスプリント周回(10周に1回)で4着以内にはいること。

1着には5ポイント
2着に3ポイント
3着に2ポイント
4着に1ポイント

が与えられます。

※大会の規模により走る距離・周回が変わります。世界選手権の男子エリートでは50km(250mを200周)、ワールドカップでは25km(250mを100周)など。
※最終スプリント周回、つまりレースのフィニッシュ時には上記の得られるポイントが2倍になります。

そしてもう一つのポイント獲得方法は、メインとなる集団から抜け出し、1周回って再び集団に追いつく“ラップ”と言われる方法です。体力は使いますが、成功すれば一気に20ポイントを獲得することができます(逆に1周遅れるとマイナス20ポイントとなります)。

トラック競技の人気種目のひとつ、マディソン。獲得ポイントの合計を競う種目ですが、平均時速50km/hを越えるスピードと手に汗握るスリリングな展開は、まさにトラック競技の醍醐味そのもの!盛り上がること間違い無しの種目です。