チーム バーレーン・マクラーレン所属の新城幸也選手。参加していた『UAE Tour』が新型コロナウイルスの影響で途中閉幕し、次のレースに出場するためにフランスへ戻っていた。そんな新城選手について、Team ユキヤ通信から近況が届いた。
フランスで過ごした、ロックダウンまでの数日
3月10日にフランスに戻った新城選手は、チームから出場予定だったレース(4月6日からのスペインでのワールドツアー、ペイゴスコ)の中止を告げられた。
この時点のフランスはまだロックダウンが開始されておらず「今後外出禁止措置が取られる可能性がある」という状況。刻一刻と変わる状況の中、UCI(国際自転車競技連盟)にて4月末まで(3月時点)のレース中止が決定したことから、チームは各選手に自国への帰国指示を出した。
新城選手はその時点での日本の状況を考慮し、タイの合宿地へ避難することを選択。チームが迅速に手配してくれたチケットで、フランスのロックダウンが開始される日の午後にタイへ飛ぶことができた。
新城選手は現在、タイ北部の合宿所で過ごしている。