オーストラリア・アデレードにて現在開催中のツアー・ダウンアンダーに出場している新城幸也選手(バーレーン・マクラーレン)。第3ステージの模様と結果が届いた。
最大20%の上り坂
第3ステージは朝からどんよりとした雲に覆われ、強風の吹き付ける中で行われた。最大20%の上り坂が登場する山岳クイーンステージ131kmのコース。
新城選手のバーレーン・マクラーレンは昨日のフィニッシュ直前の落車でチームリーダーのラファエルがリタイア。新城選手はチーム内の若手エースを助けながら、自身は区間40位・総合29位でフィニッシュした。
「今日は作戦の機能が不完全」
以下新城選手コメント
「昨日の落車のケガでチームリーダーのラファエルがリタイアしたため、20歳のサンティアゴ、ヘイマンの2人を上位でフィニッシュさせるようみんなで動いた。
しかし、昨日はバッチリ機能していたチームの作戦が今日は不完全。位置取りに苦労したし、風が強かったのでレース自体も早かった気がする。
みんな登り口がゴールかのような位置取りだったが、チームリーダーの2人は20番手くらいで登り始めた。自分は調子が良かったし、1.5kmの短い登りだったので、フィニッシュまで頑張った。
明日は風が吹けば、サバイバルな展開になる。平坦なプロフィールだが、気を引き締め行かなければならない」
なお、リタイアしたチームリーダーのラファエルはケガの経過次第では来週のレースを走れるかもしれないとのこと。ツアー・ダウンアンダーは1月26日まで開催される。
Text : Miwa IIJIMA
『TEAM ユキヤ通信 2020 №06』
-23 January Australia Adelaide-Tour Down Under Stage 3-